3月25日(金)から27日(日)までの3日間、東京ビッグサイトで開催される第43回東京モーターサイクルショー。2012年に入場者数が10万人を突破し、2015年は過去最高の13万2249人を記録する人気ぶり。今年はさらに、この数字を上回ることが予想されています。

個人的に最大のお目当ては・・・このモデル!

ワールドプレミア級のニューモデルや参考出品車も登場することで知られている東京モーターサイクルショーですが、今回の私のお目当てはこのモデルでした。

男前なモデルさんがまたがるのは、ホンダCRF250ラリーです。HRCファクトリーラリーマシンの雰囲気が、うまく再現されたデザインですね。

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果たして価格は、そして発売時期は? いろいろ気になりますね・・・。

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2月22日に発売された新型アフリカツインは、かな〜り納車に時間がかかるくらい注文が集まっており、いかに多くの人がその登場を待ちかねていたか・・・を物語っています。

しかし、ライバルのアドベンチャーモデルに比べればはるかに安価、そしてはるかにオフ寄りで軽量なアフリカツインですが、小柄なライダーも多い日本では「やっぱり1000ccは自分に大きすぎるし、メチャ安いのはわかるけど子供の学費とか家のローンとかあるから高い買い物できないです・・・」という声も少なくありません。

安価でツーリングに向いたオフロードモデル・・・を欲しい人にとっては、CRF250ラリーはかなり期待できるモデルでしょう。そもそも、アップライトなライディングポジションのロードモデルと思えるくらい重いけど、高速道路の移動はナカナカ良い・・・というベースモデルのCRF250Lの特性を活かしたモデルと言えます。オフロード250ccとしては重たい・・・とCRF250Lを評するオフロードファンは少なくないですが、そもそも重いので、CRF250ラリーに仕立てるための装備増による重量増が、あまり気にならないのではないでしょうか?

欲を言えば300cc、450ccの排気量だともっとパワーウェイトレシオ的に良い気がしますが、維持費の安い軽二輪で出ることに日本では意義があるので、250ccでオッケーとしないといけませんね。

スタイリングは全く不満のないものです。一番気になるのは、どれだけ燃料タンク容量を確保しているか・・・ですね。最近は過疎化でガソリンスタンド空白地帯の地方が増えているので、燃料タンク容量がどうしても気になってしまうのです。かつての「ホンダ XL250Rパリ・ダカール」の21リットルとまではいかないまでも、1990年代に人気だったヤマハTT250Rレイドやスズキジェベルのように16〜17リットルを確保していると、喜ぶ人が多いでしょう。

ともあれ、CRF250ラリーが市販化されて大ヒットし、250ccのオフロード「旅」バイクの分野が盛り上がることを期待したいですね!

そのほかの気になったモデル2つを、駆け足で紹介します。

モーターサイクルじゃなくてスミマセン(苦笑)。ヤマハの電動アシストロードバイク、YPJ-Rのクラシカル仕様。伝統のヤマハ・レーシングカラー(白/赤)のアレンジと、革製品のバランスが素晴らしいです。

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スズキ伝統のスーパースポーツ、GSX-R1000・・・どれだけのポテンシャルなのか・・・気になりますね。あと、第三セクターの若桜鉄道・若桜線開業85年記念の、「隼」をラッピング列車お披露目のときの、鈴木修さんのムービーは必見ですね!

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いろんなイベント盛りだくさんの、東京モーターサイクルショーの魅力は、ぜひ皆さんご自身の目でご確認ください!