アメリカで開催されているMotoAmerica AMAスーパーバイク選手権ではスズキが全てを支配してきました。レコードタイム、ポールポジション、優勝回数など他のメーカーを突き放しています。

そんなスズキの今年の体制が発表されました。

AMA Pro SuperSportsのチャンピオンで昨シーズンのMotoAmerica AMAスーパーバイクを3位で終えたRoger Hayden(あのNicky Haydenの弟です)とAMA Road Racingのルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得しているJake Lewisが昨年に引き続き走ります。更には元GPライダーのToni Eliasがサブとして参加。

Roger Hayden(ロジャー・ヘイデン)

お父さんもお母さんもお兄さんもお姉さんもレーサーのレーサー家育ち

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2014年にYOSHIMURA SUZUKIに加入する前からスズキのサテライトチームで走っていたロジャー・ヘイデンはある意味ベテランスズキライダーです。昨シーズンでは18レース中15回も表彰台に乗る安定した強さを見せました。YOSHIMURA SUZUKIで3年目となる今シーズンはチャンピオンシップを十分に狙えるライダーです。

Jake Lewis(ジェイク・ルイス)

若干20歳、昨年のデビューでは見事ルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得

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昨シリーズを総合4位で終えたルーキーの2年目の挑戦。過去にケビン・シュワンツやベン・スピーズがAMAスーパーバイクをYOSHIMURA SUZUKIと戦ったように、ジェイク・ルイスもYOSHIMURA SUZUKIとともにチャンピオンを手に入れようとしています。昨シーズンでは表彰台に5回上がるなど、初年度しては上出来な結果を出しているだけに期待できます。ただ負傷のため最初の数レースに出れないのが影響してしまいそうです。

Toni Elias(トニー・エリアス)

Moto2初代チャンピオンはモリワキのマシンで獲得している

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元MotoGPライダーで初代Moto2クラスチャンピンを獲得しているトニー・エリアスは負傷中のジェイク・ルイスに変わっての参戦。現在32歳とベテランの仲間入りしているトニー・エリアスは2013年2014年とアプリリアでスーパーバイク選手権に参戦。今回が初めてのスズキGSX-R1000での挑戦となります。

MotoGPでの挑戦も始まり、ライダーの選定、育成も大事になってきたSUZUKIファクトリーチーム。MotoGPでも勿論、アメリカでの結果も楽しみですね。