この前ご紹介したNSRミーティング。集まったのはNSRだけかと思いきや！！！
インプレッションさせてもらった88年式NSR250Rと同時期に発売された、HONDA CBR250Rも参加していた！！！という事で、ちゃっかり乗せてもらっちゃいました。同年代に同じメーカーから発売された兄弟のような2台を比較しちゃいます！！
88年式NSR250Rについてはこちらをクリック(*￣▽￣)
88年式 CBR250R
型式 MC19
全長×全幅×全高(m) 2.020×0.685×1.075
軸距(m) 1.365
最低地上高(m) 0.135
シート高(m) 0.720
車両重量/乾燥重量(kg) 154/138
乗車定員(人) 2
燃費(km/L)50km/h定地走行テスト値 41.5
最小回転半径(m) 2.9
エンジン型式 MC14E(水冷・4サイクル・DOHC・4バルブ・4気筒)
総排気量(cm3) 249
内径×行程(mm) 48.5×33.8
圧縮比 11.0
最高出力(PS/rpm) 45/15,000
最大トルク(kg-m/rpm) 2.6/10,500
キャブレター型式 VG05
始動方式 セルフ式
点火装置形式 フル・トランジスタ式
潤滑方式 圧送飛沫併用式
潤滑油容量(L) 2.7
燃料タンク容量(L) 13
クラッチ形式 湿式多板コイルスプリング
変速機形式 常時噛合式6段リターン
変速比 1速 2.733
2速 2.000
3速 1.590
4速 1.333
5速 1.153
6速 1.035
減速比(1次/2次) 2.966/3.176
キャスター(度)/トレール(mm) 25°00′/89
タイヤサイズ 前 100/80-17 52H
後 140/70-17 66H
ブレーキ形式 前 油圧式ディスク
後 油圧式ディスク
懸架方式 前 テレスコピック式
後 スイングアーム式(プロリンク)
フレーム形式 バックボーン
88NSRと同じ年式という事で、少しビクビクしながら試乗をスタートした私。NSRで、250㏄とは思えない重量感とコーナーの難しさを感じた直後の先入観で頭がいっぱいだったけど、実際に乗ってみると私の愛車であるKawasaki Z250とそんなに変わらない乗り心地。
ライディングポジションもレーサーレプリカというとイメージする、かなりの前傾姿勢では全くなく、快適。エンジン音も4ストという事で、モーター音に近い。
88年式という事は、約28年前のバイクなはずなのに、全く古さを感じさせないバイク。
88年式 HONDA CBR250R エンジン始動
youtu.beエンジンの始動はセルスタートで、取り回しも軽くて簡単。88NSRと同じ年代のバイクだとは思えない程対称的なこの2台。2ストの味のあるカッコよさと、4ストの時代を感じさせないスマートさ。
走り出すと、どちらもアクセルのレスポンスが良く、瞬く間に回転数が上がっていく。そして、NSRで曲がらないと感じたコーナリングも、CBRはスムーズ。
それにしても、2台とも、共通して思ったのは・・・ノーマルシートの素材・・・・滑り過ぎじゃない？(笑)
今では見かけないぐらい、ツルツル滑るシート素材に、姿勢変更での過重移動のスムーズさのみを追求した痕跡が見え、さすが、バイク黄金時代を代表する2台だと実感。
普段はなんとなく乗っていて、言葉としてなんとなく理解ししている2ストと4ストの違いをハッキリと体感させてくれる。そんな貴重体験ができた乗り比べなのでした。