恐竜博2016
開催されてからまだ二週間弱ですが、
皆様は何回行きましたか?


講演会やナイトミュージアムのイベントもあり、
既に二回以上行ってるほにゅうるいは何人かいるうえに、
日曜日は入場するのに約80分待ちだったりとかなり人気です。


さて「恐竜博2016」ですが、
見所はスピノサウルス&ティラノサウルスだけではありません。

1、起源
2、植物食
3、飛翔
4、水中進出
5、赤ちゃん
6、恒温
7、鳴き声


と、要チェックポイントが7つあります。


それぞれ面白く、重要なのでひとつひとつみていきましょう。

7つのキーワード

1、起源


始めに「アシリサウルス」が展示されています。
まず、名前に「サウルス」がついているからって恐竜ではありません。

アシリサウルス


パッと見は恐竜ですが、骨盤のあたりをよく見てみると恐竜ならではの特徴がありません。
骨盤の股関節(寛骨臼)に穴が開いて、貫通しているのが恐竜の特徴のひとつです。
アシリサウルスは寛骨臼がまだ貫通していないのです。


ではアシリサウルスとは何なのか。


名前(学名)の意味は、
祖先(スワヒリ語)のトカゲ。
三畳紀中期、恐竜にもっとも近縁な爬虫類(恐竜形類)、シレサウルス類です。


キーワードに「起源」とあるように、
恐竜より前の生き物で、恐竜の親戚だと覚えておくとよいでしょう。


2、植物食


最初の恐竜は肉食だったと考えられています。
そこから植物を食べる恐竜が誕生してきている‥
という事で、カマラサウルスやアパトサウルスという、
首としっぽが長い植物食恐竜が展示されています。


「植物食」コーナーでの注目ポイントは、「チレサウルス」!

チレサウルス


チレサウルスは獣脚類(ティラノサウルスもこのグループ)です。
獣脚類イコール肉食恐竜のイメージだったのですが、
チレサウルスは歯がティラノサウルスみたいに尖っていません。


歯の先端が大きくすり減っていて、植物食恐竜の歯と似ている特徴があることから、
植物食恐竜だったのではないかと考えられています。


獣脚類なのにすり潰して植物を食べていた、
というのは初めての発見なので注目です。


続きはまた‥
というより、まだ行かれていない方は直接自分でチェックしてくるとよいでしょう。
最新の恐竜情報が盛りだくさんです。

上/Courtesy of The University of Chicago 下/Courtesy of The Royal Saskatchewan Museum


恐竜博2016
【開催期間】3月8日〜6月12日
詳しくはHPへ。

3/27は生田晴香の誕生日なので写真ケーキで祝ってもらいました、たもすここと生田晴香でした。