おはようございます! なんとなく今朝は敬虔な気分になっているトーマスです。
ぼくは実は仏像が大好きで、美術館とか博物館で展覧会やるときはたいてい観に行くのですが、やっぱ阿修羅像の妖しい魅力に一番惹かれてます。6本腕があったら、バイク乗るときどうしようかな、なんて不謹慎なことは考えませんよ、はい。
梵語(ぼんご)(古代インド語)のアスラ(Asura)の音写で「生命(asu)を与える(ra)者」とされ、また「非(a)天(sura)」にも解釈され、まったく性格の異なる神になります。ペルシャなどでは大地にめぐみを与える太陽神として信仰されてきましたが、インドでは熱さを招き大地を干上がらせる太陽神として、常にインドラ(帝釈天)と戦う悪の戦闘神になります。仏教に取り入れられてからは、釈迦を守護する神と説かれるようになります。 像は三面六臂(さんめんろっぴ)、上半身裸で条帛(じょうはく)と天衣(てんね)をかけ、胸飾りと臂釧(ひせん)や腕釧(わんせん)をつけ、裳(も)をまとい、板金剛(いたこんごう)をはいています。
ところでこの阿修羅。意外と小柄なんですが、どのくらいの大きさかご存じですか??
間違えた方は、今度の週末にでも興福寺に向かうこと!