SBK(世界スーパーバイク選手権)第2戦はタイ(ブリーラム)で開催されております! 金曜日の練習走行から調子が良かったM.ファン・デル・マーク(ホンダ)が、土曜日に見事初のスーパーポールを獲得しました!

ホンダのエースの座を、固めつつあるオランダのヤングスター!

前戦のオーストラリアラウンドで、3/2位表彰台をゲットした、1992年生まれのオランダ人ライダーは、ライバルに比べると旧型なCBR1000RRで目覚ましい活躍を見せてくれています。スーパーポールの順位は、2、3位に今年も最強チームぶりを発揮するカワサキのJ.レイとT.サイクスが続き、4位にC.デイビス(ドゥカティ)、5位にS.ギュントーリ(ヤマハ)、そして6位のD.ジュリアーノ(ドゥカティ)までが1分33秒台を記録しました。

一発勝負のタイムアタックで競われる、スーパーポールをホンダにもたらしたマイケル・ファン・デル・マーク。

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しかし、やはりこの男は強かった・・・です。

そして土曜日のレース1ですが、残り数周でチームメイトのサイクスを抜き去り、前年度王者のレイが開幕から3連勝を記録しました。スタートが良かったカワサキファクトリー勢に、置いておかれるようにファン・デル・マークは3位を単独走行。同僚のニッキー・ヘイデンはメカニカルトラブルで11周でリタイアを強いられる結果でした。4位はC.デイビス。5位はBMWのM.レイターバーガーが健闘してゲット。6・7位はヤマハファクトリーのA.ローズとS.ギュントーリ。レースウィーク中のリザルトを見る限り、新型YZF-R1のSBK初勝利はもうしばらくの時間がかかりそうですね・・・。

予選中から、決勝を見据えた調整をしていたジョナサン・レイ(カワサキ#1)。チームメイトのトム・サイクス(カワサキ#66)を最終的にかわして1位を獲得しています。

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今年もこのままレイが優勝し、ゆうゆう連覇を達成するのか? レイの連勝・勝利数記録だけが焦点になるようなシーズンは勘弁してほしいので、ライバルたちの奮起を期待したいです!

ファクトリーチーム撤退後、BMWの旗はプライベーターたちの手に託されています。日本メーカーは、ファクトリーとプライベーターの格差が非常に大きいことが、リザルトから知ることができます。

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