*社名・車名ともに掲載誌の表記に合わせ、原文のままとしております。

第183号は、「 ルノーRS10 ターボ 」!
世界選手権でターボエンジン搭載車として初優勝したのがこのF1カー。(akiko koda@ロレンス編集部)

ルノーRS10 ターボ(1980年)

フランスのルノー公団は77年中盤からグランプリに参戦し、シングル・ターボ装備のEF1・V6・1.5ℓエンジンの実戰テストを継続していた。ル・マンを制したこのエンジンはパワーと信頼性を高め、79年のモナコGPからはツイン・ターボ装備に変更、さらにシャシも流行のウイングカーに変身。そして7月のフランスGPで歴史的な勝利を握ったのだった。わずか1.5ℓエンジンから520PSを発生。空水冷式インタークーラー、KKKターボを2連装する。