上/Courtesy of The University of Chicago
下/Courtesy of The Royal Saskatchewan Museum

国立科学博物館で開催されている
「恐竜博2016」(3月8日〜6月12日)
皆様はもう行きましたか?


かなり賑わっていて、どれだけ恐竜が人気か。
行けば理解できるでしょう。


さて。
ひとつひとつコーナーごとに紹介していきたいところではありますが‥
開催され、早速トークショーの特別イベントが始まっています。


展示を見るだけではなく、
恐竜研究者の話を聞くとより展示も楽しめてオススメなので紹介します。


特別トークショー第一弾
「恐竜博2016」開催日初日。


展示されている恐竜、「スピノサウルス」、「パラサウロロフス」、「カスモサウルス」の標本をそれぞれ所有している、
ミラノ市立自然史博物館、レイモンド・M・古生物学博物館、アルバータ大学に在籍する、
恐竜研究者よる開催記念講演会がありました。


海外からの博士たちですが、ちゃんと通訳ありです。
100名限定で整理券がないと参加できない講演会なので、
早朝から並ぶ人間多数。


整理券が配られ、早々となくなったとか。
(生田晴香も早速行きましたが、既に整理券終了してました‥)


その次の3月11日。
獣脚類(ティラノサウルスもこのグループ)恐竜研究者の第一人者である、
アルバータ大学(カナダ)のフィリップ・カーリー博士のもとへ、
高校の時に研究者を目指してカナダへ移住しに行った‥
現在ではアルバータ大学博士課程の大学院生として、
世界各地のプロジェクトに参加している、
宮下哲人さんの特別講演会がありました。

会場に貼ってあった特別講演会の案内


こちらも100名限定先着順で、
受付開始してすぐ埋まりました。
レアなお話を聞けるという事で、どちらもすごい人気です。


チケットもしくは半券があれば先着順で無料です。
(行けた人はラッキーだと思いましょう。)


宮下さんの講演会は、生田晴香も参加できました。
宮下さんご自身が、
カナダにいる憧れのフィリップ・カリー博士と一緒に仕事をする為にどう行動したか。


恐竜化石を元に自分の考察をカリー博士に送り、
「これで合ってますか?」
「合ってますよ」と、
そこからやりとりするようになり15歳でカーリー博士の元へ。
(カリー博士はほんとに来ると思わなかったみたいでかなりびっくりというか引いていたとか…)


恐竜研究者になりたい人間には特に参考になるお話です。


他にも、名言集や、
今まであまり見つかっていなかった体重60キロ以下の恐竜の新種が、
これからは見つかっていく‥
などなど、興味深いお話でした。

面白かったと思った、生田晴香です。


さて、
その次の講演会はいつかといいますと、
3月18日にあります。


アルバータ大学古脊椎動物学部上級技術者の、
クライヴ・コイさん講演会です。
それについてはまた書きます。
つづく。


恐竜博2016
【開催期間】3月8日〜6月12日
詳しくはHPへ。


http://dino2016.jp/