*社名・車名ともに掲載誌の表記に合わせ、原文のままとしております。
177号は、「 フィッティパルディF6フォード 」です。デザイナーはロータス78のデザインを行ったラルフ・ベラミー。(akiko koda@ロレンス編集部)
フィッティパルディF6フォード(1980年)
フィッティパルディF6は地元、ブラジルで発表されたが、以後熟成に手間取り、けっきょくシーズンのほとんどを旧型のF5で戦うことになった。F6のデザイン・コンセプトは極細のモノコックシャシ、4輪インボード・サスペンションなど、ウイングカーの基本型を採用したものの、前後長の短い独特のサイド・ウイングのデザインにつまずいたのだ。後輪にダウン・フォースの荷重をかけようと意図したが効果がなかったのだ。側方排気がユニーク。