*社名・車名ともに掲載誌の表記に合わせ、原文のままとしております。
170号は伝説のフォーミュラカー「 フェラーリ 312 T4 」!
ベースは“312 T3”で、空力に大幅な改良されることで、見事1979年のチャンピオンマシンとなり、歴史に名を残すクルマとなりました!(akiko koda@ロレンス編集部)
フェラーリ 312 T4(1980年)
J.シェクターを79年ワールド・チャンピオンの座に導いたフェラーリのウィングカーである。デビューは第3戦(南アフリカ)で、みごと1-2フィニッシュを演じた。エンジンは伝統の水平対向12気筒だが、グランド・エフェクト利用のためには不利であるにもかかわらず、エンジンの小改造と巧みなシャシ・レイアウトで一級のウイングカーに仕上げられている。前後スタビライザーは油圧関連式。タイヤはミシュラン製ラジアル。