初めて免許をとって、自分のオートバイを手に入れて。 それはまさに魔法の道具だったよ。
世界中どこへでもいける気がした。風と共に空を飛べる気がした。心がときめき、大人になったような感じと、少年のままのガキっぽい歓喜のハイブリッドな気分。
少年だったあのころ。 ©東本昌平先生/モーターマガジン社
目線の先には愛するオートバイが。 ©東本昌平先生/モーターマガジン社
またがるだけで世界が変わった。心が躍り、すべての景色が光に溢れた ©東本昌平先生/モーターマガジン社
すっかり歳をとって、見た目は少年ではなくなったけれど、いまでもオートバイを見る自分の目は、あの頃のまま。煌めいていると思う。
そう思うんだ。