*社名・車名ともに掲載誌の表記に合わせ、原文のままとしております。

第154号は、「 ルノー 」一気に4種ご紹介!!! (akiko koda@ロレンス編集部)

ルノー12(1970年)

ルノー10と16との間を埋めるワイド・レンジ作戦の一環として昨秋のパリ・サロンに出た新らしいシリーズ。エンジンも新らしいヴァージョンの1288ccの直4、48馬力型つまり、増強された“10”のそれと同じものを搭載している。ホイールベースはルノー4と同じ2419mmで、新開発の車種に似ず、前後輪ともコイル・スプリングを使いながら、リアはライブ・アクスルだ。

ルノー8S

“8”をベースにしてスポーティな強化モデルに仕立てたのが8Sで、1968年のデビュー。エンジンは圧縮比を9.5に上げ、キャブレターをソレックスからウェーバーに代えて排気量1108ccのまま53馬力に高めている。自重は5kgふえて770kgとなったが最高時速は146kmに向上している。当然ながら、“8”で選択できる3速の自動ミッションはなく、4段フロア・シフトのみである。

ルノー10

ルノー8がデビューしたのは1962年6月だったが、これを発展させたのが1965年夏にデビューした20だ。1.1リッターのエンジンはボア、ストロークとも大きくなって排気量1288ccとなり、48馬力に向上した。2270mmのホイールベースは変らないが全長は4200mmと若干伸び、自重は795kgにふえている。最高時速は140kmで、100km当りの燃料消費率は6ないし8リッター。

ルノー16

ルノーのトップ・シリーズで、1470ccの直4、OHVの総アルミ・エンジンをフロント・ドライブに架装している。1965年のジュネーブ・ショーにあらわれて以来、細部のデザインでは若干の改修が加えられては来たが、ルノー得意のワゴン・タイプ・セダンで、いかなる用途にも立ちどころに応じられる万能車的性格をもつ。55馬力のパワープラントだが、テストでは時速147kmをマクしている。