今週末から、いよいよ世界スーパーバイク選手権がオーストラリアのフィリップ・アイランドで開幕しますね! そして先日、最後のオフィシャルテストがそのフィリップ・アイランドで行われ、カワサキが総合で1-2位のタイムを叩きだしました。

トップ10はいずれも1分31秒台! 混戦を期待しちゃいますね。

総合タイムでは、昨年の王者ジョナサン・レア(カワサキ)は2位でした。1位は昨年度チームメイトのレアにタイトル争いで敗れたトム・サイクス(カワサキ)。ふたりの英国人ライダーを擁するカワサキチームは、今年も強そうですね・・・。

カワサキZX-10Rを駆る昨年度王者のジョナサン・レア。今年も王者争いの主役になるか?

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しかし、カワサキがダントツのタイムを出している・・・というワケではありません。10位までのタイムをひろってみると、すべて1分31秒台をマークしていることがわかります。あくまでテストはテストですが、ついつい誰が勝つかわからない混戦のシーズン展開を期待してしまいますね!

1. Tom Sykes, GBR, Kawasaki Racing Team, 1’31.097
2. Jonathan Rea, GBR, Kawasaki Racing Team, 1’31.249
3. Davide Giugliano, ITA, Aruba.it Racing – Ducati, 1’31.400
4. Michael van der Mark, NED, Honda World Superbike Team, 1’31.458
5. Sylvain Guintoli, FRA, Pata Yamaha WorldSBK Team, 1’31.473
6. Jordi Torres, ESP, Althea BMW Racing Team, 1’31.526
7. Nicky Hayden, USA, Honda World Superbike Team, 1’31.558
8. Alex Lowes, GBR, Pata Yamaha WorldSBK Team, 1’31.620
9. Xavi Fores, ESP, Barni Racing Team, 1’31.661
10. Chaz Davies, GBR, Aruba.it Racing – Ducati, 1’31.678

最終セッションでトップタイムを記録したのは、シルバン・ギュントーリ(ヤマハ)。今年からYZF-R1でファクトリー参戦を復活させたヤマハですが、果たしてライバル相手にどのような戦いをするのか・・・楽しみです!

cdn.yamaha-motor.eu

2017年の新型投入まで苦戦を強いられるのでは、と言われていた、マイケル・ファン・デル・マークとニッキー・ヘイデンのホンダ勢も好調です。これら日本のファクトリーチームに、ドゥカティやBMW勢がどう対抗するのか・・・興味が尽きないですね。26〜28日の開幕戦を、楽しみに待ちましょう!

2016 Australian Round is here!

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