オリジナルの雰囲気・スタイルを生かしながら、性能アップを目指し、ZIIのカスタム企画がスタート。厚木の有名バイクショップ ブライトロジックの協力のもと、今回は足回りを中心とした性能と安全性の向上を目指す。

クラッチレバーのブラック塗装も完了

前回の記事では、ブレーキレバーがブラックであるのに、クラッチレバーがオリジナルのシルバーのままであったので、レバーをカラーアルマイト処理して、ブレーキレバーと色を合わせていただいた。

また、クラッチワイヤーとともにクラッチを軽くするイージークラッチキットを装着。タッチがだいぶ変わるはずだ。

出来上がりが以下の写真。

ついに完成!あの頃のZカスタム

ブライトロジック側でのテスト走行も良好で、目的であった、安全かつ快適な走りと、やり過ぎない、"いい感じの"70年代風カスタムに、とりあえず出来上がった。
(細部でまだツメが甘いと言われるかもしれないが、だいたい合っていれば、ソレでいいのだw)

ダブルディスク化され制動力アップし、アルミのキャストホイールを履いて軽量化された足周り。

堂々とした仕上がり。

オリジナルのシルエットは残したまま

Kawasaki 750RS ZII カスタム仕様
・エンジン
ワイセコ860ccピストン シリンダー ウェーブカムST-1
・マフラー
ブライトロジックオリジナル集合管マフラー
・ハンドルバー
PMCコンチネンタルハンドル
・バックステップ
PAMS Z1/Z2 バックポジションキット
・イージークラッチKIT
・フロントブレーキキャリパー
AP Racing CP2926
・フロントブレーキディスク
PMC:Z1/Z2 ドリルドディスクローター
・フロントブレーキマスター
ブレンボ19RCSブレーキマスター
・リヤブレーキ
ドラムブレーキ(ノーマルのまま)
・ホイール
ハヤシキャスト(フロント19インチ、リヤ18インチ)
・タイヤ
ブリヂストン バイアスタイヤ BATTLAX BT-45V

このZIIは、日常的の脚として、いつでも気軽に跨がれる気安さと、街乗りにしてもツーリングにしても安心して一日中乗り回せる安全性を目指してカスタムされたものだ。
だから、街中で車の流れをリードできるパワーと運動性能があれば十分で、いざという時に思うように止まれなかったり、何かトラブルが起きそうな不安を払拭するのが目的でもあった。
もちろん、見た目のカッコよさ、を追求したい思いも当然ある。

今回、ブライトロジックさんに手がけていただいたおかげで、ZIIはその目的に叶う、みごとな出来に仕上がったと思う。

あとは、見事に生まれ変わったZIIを受け取り、実際に どう走りが変わったかを試すだけだ。