第25号は“ ヒルマン ミンクス ”!ルーツ自動車が製造販売していた“ヒルマンミンクス”ですが、日本では“いすゞ”がノックダウン生産していました。(akiko koda@ロレンス編集部)

ヒルマン ミンクス(1969年)

ルーツの中型車としてすでに確固たる地盤を占めており、ミンクスの信頼性は定評づきだ。エンジンは1496ccの直4で、使いやすさを身上にしているため、圧縮比は8.4対1と低く押え、62馬力を出す。4段フルシンクロのギアボックスのほか、ボーグウォーナーの3速自動ミッションが選択できる。いや味のないデザインでしかも居住性も十分に考えた秀作だといえる。