R100Rというシンプルな構造のロードスターが1991年に登場した後、R1100R、R1150Rを経て4代目のロードスターとして登場したR1200R。ロングツーリングツアラーのイメージが強いBMWの数少ないストリートファイターで、大注目モデル。

これが本当にロードスター‼?高性能すぎるベーシック (GOGGLE@モーターマガジン社)

(GOGGLE@モーターマガジン社)

www.motormagazine.co.jp

BMWにとっての「ロードスター」という車名は、その排気量シリーズいちばんのベーシックモデルのはずだった。たとえばR1200シリーズに、RSやGS、RTなんてバリエーションがあったなら、その根っこがロードスターなのだ。

BMW伝統のボクサーエンジンを搭載しながらも、スリムでスポーティーなボディーという伝統と新しさの融合をバランスよく保っていてカッコイイ。ライディングモードが変更できたり、マルチファンクションメーターやギアシフトアシスタントなどが装備されていて、面倒見が良すぎるのではないかと思うほどの性能が、どこまでも遠くに行けるような妄想を掻き立てる。

(GOGGLE@モーターマガジン社)

www.motormagazine.co.jp

足周りのキャラクターは、BMWらしい、車両の重さをコントロールするストローク感があるもので、ソフトなスプリングをきちんと減衰コントロールしているようなハンドリング。乗り心地がよく、車体はピッチングするけれど、動きすぎず、車体の揺れの収束が早いーーーそういう動きだ。

レイン・ロード・ダイナミック・ユーザーという4つのライディングモードを搭載していてライディングの特性すら路面のコンディションに合わせられてしまうという完璧さ。

国産モデルでいえば、ライバルはビッグネイキッドになるのだろうか。もう、ライバルが追いつけないところに来てしまっているといっていいと思う。

国産モデルのライバルには追いつけないところ。いったいどんな完璧な走りを見せてくれるのでしょうか。高性能すぎるベーシック、機能を体験してみるだけでも楽しみなモデルです。

■エンジン:空水冷4ストローク水平対向2気筒DOHC4 バルブ
■ボア×ストローク(排気量):101×73mm (1169cc) ■最高出力:125ps/7750rpm
■ 最大ト ルク:12.7kg-m/6500rpm ■ミッション:6速リター ン 
■燃料タンク容量:18L ■全長×全幅×全高: 2165×880×1300mm 
■ホイールベース:1515mm  ■シート高:760mm ■車両重量:231kg 
■タイ ヤ前・後:120/70ZR17・180/55ZR17 
■価格:169 万円 (白/赤フレーム:+7万円 グレー/マットフレー ム:+4万円)
(GOGGLE@モーターマガジン社)