消えた1000万ドルをめぐって起きる連続殺人

アーノルド・シュワルツェネッガー演じるジョン・”ブリーチャー”・ウォートン率いるDEA(連邦麻薬取締局)の特殊捜査チームの面々(9名)は、麻薬密売組織から1000万ドルを奪った容疑で調べられる羽目に。

証拠不十分で無罪放免とされた彼らだったが、やがてチームをターゲットにした殺人事件が起きる・・・。これは組織の報復なのか?それとも??
ジョンは女性刑事キャロラインの協力を仰ぎ、見えない敵の正体を探るが、チームのメンバーはさらに一人一人殺害されていくのだ。

真相に迫るジョンたちだったが、実はジョンにはキャロラインにも言えない重大な秘密があった。
ジョンは、組織に妻と息子を惨殺された過去を持ち、その復讐に燃えていたのである。果たしてチームを殺害していく敵とは何者か?ジョンの真意は??

消えた1000万ドル

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DEAの捜査官たち

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次から次へと起きる殺人事件・・・

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終始暗いトーンで進むハードボイルドアクション

本作は、多少物語の展開というか、内容に無理はあるものの、アクションはリアルだし、手に汗握る展開には目を離せない。また、進行にしたがって謎は深まり、観ているののを飽きさせない。

ただ、この作品の主役としては、アーノルド・シュワルツェネッガーである必要はない、というのが鑑賞後の感想だ。どちらかといえば、スタローンのほうがあっていそうだし、ジェイソン・ステイサムがお得意とするB級サスペンスの脚本だと思う。

本作はどの展開においても完全な復讐ムービーであり、クライムサスペンスである。シュワちゃんには、もう少し明るい展開というか、正義の執行人であるか完全に乾いた悪役(ターミネーターのようにね)のほうが似合っているかな。

とはいえ、観て損はない、面白い作品です。

映画『サボタージュ』劇場予告

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