人類誕生以前から存在するミニオンたち。
悪くて強いボスに仕えることを無上の喜びと考える彼らが、本当の理想のボス 怪盗グルーに出会うまでのエピソードを描く。
『怪盗グルーのミニオン危機一発』『怪盗グルーの月泥棒』で大人気になった不思議キャラクターのミニオンズのスピンオフムービー。
悪くて強いボスに仕えることを無上の喜びと考える彼らが、本当の理想のボス 怪盗グルーに出会うまでのエピソードを描く。
『怪盗グルーのミニオン危機一発』『怪盗グルーの月泥棒』で大人気になった不思議キャラクターのミニオンズのスピンオフムービー。
悪くて強い奴がだーいすき
太古の海中で、幾多の原始的生物とともに発生した謎の生命体、ミニオン。彼ら=ミニオンズはとにかく悪くて強い奴が大好き。そんなボスに仕えることがなによりの喜びなのだ。
ところが彼らの悩みは、彼らが仕えると、そのボスはすぐにアクシデントで死んでしまうということ。と、いうより、ミニオンズのヘマで殺してしまうのだけど(笑)。
ボス探しを諦めて、しばらくは南極大陸に生息していたミニオンズだったが、彼らの生きる活力はやはり強いボスに仕えること。そこでミニオンズは、ケビン、ボブ、スチュアートの3人を志願者として選び、再びボス探しを開始するのだ。
ニューヨークにたどり着いたケビンたちは偶然見たTVで、女盗賊スカーレット・オーバーキルを知る。、彼女の手下になるのだが、スカーレットの指示で英国のエリザベス女王の王冠を盗むというミッションを授かる・・・。
スカーレットとの対決の果てに出会う、真の理想のボスと”生きていく活力”
ところが紆余曲折あって、なぜか英国王に選ばれてしまうことになるボブに、ボスである自分を裏切ったとスカーレットは激怒。
スカーレットたちとミニオンズの戦いが始まってしまうのである。
冒頭で書いたように、本作はミニオンたちが愛するボス グルーに出会うまでのエピソードを描いている。彼らの可愛らしさ、無邪気さを楽しむとともに、せっかく南極大陸に聖地を見出して文明を築いても、心を尽くして取り組みたい夢(最恐最悪のボスに仕えること)を忘れていては活力を失っていく、というところに注目したい。
地球の最古生命体として生まれた彼らにして、目標なしには生きていけないのであれば、我々人間も、やはり何らかの夢や目的をもって生きていかねば、楽しく充実した人生を送ることができない、ということなのではないか。
ミニオンズからも生きる教訓を得る。そんな真面目な週末なのだw