2015年2月27日にHARLEY-DAVIDSON JAPANから発売されたStreet 750。ハーレーと言えばクルザータイプやチョッパースタイルのバイクのイメージがかなり強いと思います。そんな中、ハーレーでは数少ない水冷エンジンを搭載したネイキッド風バイク。

今回は、そんなStreet 750に乗ってみた。

行き交う交通を切り抜けるのにこれほど快適なマシンはありません
昨年、ハーレーダビッドソンは新しい形のワイルドな都会向けマシンを発表しました。それがハーレーダビッドソンのStreet® 750です。 このマシンは、無限にカスタマイズ可能なハーレーダビッドソンのDark Custom™スタイルで、行き交う交通を切り抜けることを可能にしています。 水冷式のエンジン。軽快なハンドリング。悪路用に調整されたサスペンション。ブラックアウトされたエンジンを作動し、ブラックアウトされたパイプから排気音を響かせ、カフェレーサーウィンドスクリーンを風よけに走りましょう。このマシンに乗れば道路を支配しているようなものです。

カスタムと言えば、ハーレー。そんな自分らしさを極限まで作り込む事ができる一番のバイクメーカー。
そのスタンスは、今までにない全く新しい形のワイルドな都会向けマシンである、Street 750でも失われていない事がすごくカッコイイ。やはり自分という存在感をバイクのカスタムで表現できてこそハーレーだと思う。

普段スポーツネイキッドバイクに乗っている私は、ニーグリップが出来ないバイクに乗る時は、曲がり方に戸惑ったりして不安を感じる事が多い。しかしこのStreet 750は、意外とすんなり乗る事が出来たのでビックリ!この車体を見て、ネイキッドに近いからだと思った人もいると思うけど、普通のスポーツ系バイクやストリートバイクはニーグリップしやすいように、タンクが太もも型にカーブしてたりするので、バイクにまたがって、前傾姿勢を取るだけで自然にニーグリップでき、バイクの走行が安定する。

しかし、このStreet 750は、タンクが外側に楕円に膨らんだ形をしていて、ニーグリップすると、内腿に違和感を感じる。

跨ってみた感覚だと、ニーグリップする仕様にはできていないと感じ、くるぶし部分など、どこにも自分自身を固定させられる場所は見つからなかった。それでも、安定感を感じ、視線と骨盤の動きだけで、バイクが思った方向に進んでくれる。そんな包容力のあるバイクだと思う。

重く、どっしりとした存在感がカッコイイけど女の子には少し取回しにくい。そんな今までのハーレのイメージが払拭されたデザイン。そして、ハーレーらしい、シートの真ん中にドカッと座り、ゆったりと景色を楽しむという余裕溢れるツーリングも出来てしまう。そんな、ハーレーのNEWスタイル。新しい、でもしっかりとハーレーブランドを感じさせてくれるStreet 750を是非体験してみて下さいね(*´▽`*)

Essai Harley Davidson Street 750

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