カワサキは最速へのこだわりをアピール

カワサキのブースでは、大きくZ1、H2、H2Rが飾られているのが人目を引いた。
新設計のスーパーチャージドエンジンのモックを中央に配して、最速最強を目指すことを至上命題とするカワサキのプライドを目一杯アピールしている。

プレス向けの発表では、Z1からNinja GPZ900R、そしてH2/H2Rというように、最強バイクの紹介があった。Z好きの僕には申し分ない展示だが、よく考えてみると、H2/H2RはNinja同様にマッハの遺伝子のほうを受け継いでいるのではなかったっけ?(笑)

カワサキの1970年代きっての名車Z1

Z1、H2R、H2と並ぶ

特別カラーのミラーコーテッドディープピンクゴールドのH2

新設計のスーパーチャージドエンジン。カワサキはだいぶスーパーチャージャーにこだわっているな

こちらは世界スーパーバイク選手権で現在ポイントランキングトップを走るジョナサン・レイのゼッケン"65番"ZX-10R。

スーパーバイク世界選手権とは、FIM(国際モーターサイクリズム連盟)が主催する、市販車最高峰のロードレースで、ヨーロッパを中心に世界を転戦する。1シーズン13戦開催され、1戦2レースで順位を競う。チャンピオンは、年間トータル獲得ポイントにより決定される。レースは、4ストローク2気筒1200cc以下、3・4気筒1000cc以下のエンジンを搭載した市販車ベースのマシンで競われる。マシンの改造範囲は制限されており、市販車に近い仕様でレースが行われることから、ベースとなるマシン本来の性能が証明される場としてヨーロッパを中心に高い人気を誇っている。

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