2015年6月に日本に導入されたKTM RC250。普段250㏄に乗っていて、サーキットを走っている私にはかなり注目のモデル。
今回はこのRC250 に乗ってみた。
無限に続くコーナリングの快感。KTM RC250、登場!
驚くほど軽く、剛性バランスに優れたトレリスフレームに、アルミダイキャストスイングアーム。精密なライン取りが可能なWP製43mmφ倒立フロントフォークに、プログレッシブスプリングを採用したモノショック。ショートホイールベースのこのシャシーに搭載されるエンジンは、10,000RPMまで一気に回り、31.3HPを発揮する水冷4バルブDOHC。クラス最高のパワーウエイトレシオをもつ、ライトウエイト・スーパースポーツ。日本のすべてのライダーに贈る、珠玉の1台です。
KTMのイメージは、白いボディーにポップなオレンジのホイルにまっ黒なロゴ。とりあえずデザインが爽やかでカッコイイ。
男性にも女性にも受けそうな中性的で攻めすぎないデザインがかなり好印象。
乗ってみた印象は見た目より少し車高が高く、国内メーカーのバイクに比べ、比較的シート周りが硬いイメージ。エンジン始動時の勢いのあるサウンドがカッコよくてドキドキ。
アクセルの遊びが少ないのか、少し開けるとすぐに回転数が上がってしまう感じと、低速時の不安定さが私のようなバイクの運転に自信が無いライダーには、慣れるまでは少し不安に感じるかもしれないが、アクセルを開け、回転数が上がっていくごとに増していく安定感に、バイクへの信頼感が高まっていく。
乗れば乗るほど仲良くなれる!そんな印象のバイク。移動手段ではなく、サーキットや峠道等の少しライディングテクニックが必要なシーンで楽しめるバイクではないでしょうか?流石、READY TO RACEを提唱するKTMのスーパースポーツモデル。
これからレースを楽しみたい。自分のライディングスキルを向上させたい等、バイクを乗り物ではなく、スポーツとして楽しみたい方にお勧めしたい1台です。