日本国内で唯一FIVA(国際クラシックカー連盟)公認の、国際格式ラリーインターナショナル・イベント「La Festa Miglia(ラ・フェスタ ミッレ ミリア)」が2015年10月16日(金曜)〜10月19日(月曜)の日程で開催される。
今回で19回目となる本イベントは、原宿・明治神宮をスタートして、東京都〜群馬県〜新潟県〜長野県〜群馬県〜長野県〜山梨県〜静岡県〜神奈川県〜静岡県〜神奈川県〜東京都の走行コースで行われる。
今回は、代官山の代官山 蔦屋書店(T-SITE)会場にて、取材を行った。

世界で最も美しいクラシックカーの祭典Mille Migliaと連動したLa Festa Mille Migliaは、今年で19回目の大会を迎えます。
La Festa Mille Migliaには3つの笑顔が必要です。
1つ目は参加者の笑顔、次に沿道に集まる観衆の笑顔、最後は運営する裏方スタッフの笑顔、どれが欠けても大会は成り立ちません。
参加者は愛車にトラブルが発生したり、ミスコースしたり、競技に失敗した時に笑顔は消えます。観衆は雨が降ったり気温が低いなどの天候によって観衆の笑顔も左右されます。スタッフは早朝から深夜までの作業で笑顔も失せます。
しかしながら、参加者は愛車の調子が戻り、ミスも減り、無事に完走した時、観衆は、待ち続けた参加者が目の前に現れ、ふれあいを感じた時、スタッフは大会の全作業が終了した時、それまでの苦労は消え去り、笑顔が戻ります。
La Festa Mille Migliaは、二度と作る事ができない古い車に敬意をはらい、国内外の参加者、観衆、スタッフなど大会に集うすべての人々との友情の輪を広げ、年齢を重ねても常に気持ちを若く保つことが大切という、3つの基本精神を理念としています。
また、しっかりとメンテナンスを行い、紳士的な運転を心がける事で、沿道の皆様に交通安全や交通マナーの大切さを、より良い交通社会の実現の為に広くアピールする事も、La Festa Mille Miglia の大切な使命の1つです。
我々は二度と製造できない数々の名車を次代に引き継ぎ、大会が文化として認知されること、交通事故のない社会の実現を目指し、これからも継続して開催して参ります。
La Festa Mille Miglia 2015 組織委員会

世界16カ国から名車中の名車が集結

ラ・フェスタ ミッレ ミリアには、イタリアで開催された1927年から1957年までに生産された車したエントリーできない、というルールがある。もちろん例外はあり、主催者が認めた特別な車は走ることができる。(今年で言えば1958年製ポルシェ356A 1600Sや、1968年製トヨタ2000GTなどがそうだ。)
いずれにしても、2015年のエントリー数は実に150台を超えており、総額いくらするのか見当もつかない、自走できる”宝石”たちが日本に集結したのである。

ざんねんながらすべてをご紹介することはできないので、聴衆の目を引いた中から特に魅力的な車を紹介していく。

代官山 蔦屋書店 T-SITE

1922 BUGATTI T23

1924 BUGATTI T35 GRAND PRIX LYON、後ろは1925 BUGATTI T13

一瞬ポルシェかと見間違えるが。1927 BNC527 MINTLHERY

1927 BNC527 MONZA