日本GPでドヴィツィオーゾが5位フィニッシュ、イアンノーネはリタイア。

奮闘が続くドゥカティですが、MotoGP 第15戦日本GP(ツインリンクもてぎで開催)においても、惜しくも優勝を逃してしまいました。

ドゥカティ・チームのアンドレア・ドヴィツィオーゾは5位。チームメイトのアンドレア・イアンノーネは、エンジントラブルが発生し、リタイアを余儀なくされました。イアンノーネにとって、これが今季初のリタイアです。

ドゥカティチームのコメント

アンドレア・ドヴィツィオーゾ(Ducati MotoGPチーム #04) 5位

「今日のレースペース自体は悪くなかったが、数ラップ周回するとフロントタイヤが完全に摩耗してしまい、思いどおりにブレーキングできなくなった。ライバルも同じような状況だったはずだ。スタートの時点ではまだウェットコンディションだったが、なぜか僕だけフロントタイヤが悲鳴を上げてしまい、ハードにアタックできなくなった。レースペースが良かったし、表彰台争いができると思っていただけに残念でならない。フィニッシュが難しい状況で5位フィニッシュできたとはいえ、今日のポテンシャルならばもっと上位が狙えたはずなので悔しい。」



アンドレア・イアンノーネ(Ducati MotoGPチーム #29) リタイア

「スタート時点でGP15のエンジンに違和感を覚えていたので、そもそも簡単なレースではなかった。問題があるとわかっていたものの、それが自分の誤解だったら良いと願っていた。コーナー出口やストレートでライバルに簡単にオーバーテイクされてしまい、自分のマシンがいつもどおりの状態ではないと悟った。できるかぎりのことをしたつもりだが、残念ながらフィニッシュできなかった。」


ルイジ・ダッリーニャ(Ducati Corseゼネラルマネージャー)

「今日は期待が大きかった。ドヴィツィオーゾとイアンノーネは、週末を通じて良いペースで走行していたが、天候のせいで状況が複雑になってしまったようだ。序盤のドヴィツィオーゾは良いレースを見せてくれた。だが、タイヤが摩耗してスローダウンを強いられた。イアンノーネは、エンジントラブルのせいでレースができなかった。すぐに原因を究明し、対策を講じたい。」

残りあと3戦ですが、彼らの悲願は達成できるでしょうか?? がんばれ、ドゥカティ!

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