2015年9月15日に開幕したフランクフルトモーターショー。この、2年に1度開催される世界最大のクルマの祭典に、今年こそ行っちゃおうかな〜!と思っていたのですが、今年も行けませんでした。くすん。
次回こそ、心踊るクルマ達を拝見し、その余韻に浸りながらビールとソーセージを飲もうっと。
‥すみません、このビール美味しそうすぎたのでつい載せちゃいました‥。
ということで、実際には行けませんでしたが、個人的に2015年フランクフルトモーターショーで気になったクルマをご紹介いたします。
メルセデス・ベンツのコンセプトカー、「Concept IAA」
数多くの魅力的なクルマ達が発表される中、個人的に「あらま〜!」と思ったクルマ。それは、メルセデス・ベンツのコンセプトカー、「Concept IAA」です。
これです!
これ!!!
‥ちょっとはぐれメタルっぽいですね〜。CLSっぽいけど、普通じゃない?この「Concept IAA」はなかなかすごいです。何がすごいかと言うと‥
世界最高の空気抵抗係数!時速80km/hで勝手にカタチが変わる!
そうなんです。「Concept IAA」の最高の特徴は 「ボタンを操作するor走行速度が80km/hになることにより、エアロモードと呼ばれる超高効率な形状に切り替わる というものなのです!簡単にいえばリアが伸びて、フロントフェンダーのフラップが外側にせり出し、ホイールまで外側にせり出すというもの。うそーんと思いますが、本当です。
以前、アメリカ発のネメシスが「プレデターモード」で車高が変わるなんてご紹介をしましたが、それどころではありませんでした。ぜひ動画を見てください。
「Concept IAA」(インテリジェント・エアロダイナミック・オートモビル)の空気抵抗係数は世界最高の0.19。もちろんプラグインハイブリッドで、最高速度は250km/h。環境に配慮した、まさに未来のクルマですね。
未来のクルマはみんなこうなっていくのかなあ。環境問題を考えると、クルマの進むべき道はわかっているのだけれど、なんとーなく最近登場する、ハイテクで運転技術不要、むしろステアリングを握らずとも勝手に運転してくれちゃったりするクルマ達を見ていると、なんだか寂しい気分になってしまうのです。「豆腐を崩さないように運転技術を磨くぞ〜」(あの有名漫画です。ふふ。)なんて方もいなくなっちゃうのかなと思い、まあきっといなくならないだろうなと思い、なんだか無性にハチロクに乗りたくなったのでした。