2輪最高峰のロードレース、MotoGP。世界各国でグランプリレースを繰り広げ、年間チャンピオンを決定するこの戦い、毎回アツいバトルが繰り広げられています。ただ見ているだけでも大興奮のMotoGPですが、初めて見る方などは素朴な疑問も沢山浮かぶはず。そんな疑問を解決して、MotoGPをもっと楽しんでいきましょう!

どのくらいの速度で曲がっているの??

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MotoGP中継の見所といえば、カーブで体を倒し膝を擦りながらコーナリングする選手達の姿ですね。そして、TVで見ているとずいぶんゆっくり曲がっているように見えませんか?選手達はみな高速で、比較するものがないためにその速度がよくわからない‥。では、実際何Km/hくらい出ているのしょうか??
ということで、実際のレースでのオンボード映像を見てみましょう!

MotoGP™ Assen 2013 -- OnBoard Start

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下の速度に注目して見てみると、
カーブで約60km/h〜130km/h
直線では約300km/h
くらいの速度が出ています!
ゆったり曲がっているように見えても、60km/hは出ているということですね。
大人気レーサー、バレンティーノ・ロッシ選手のオンボードで映像では、最高速度350km/h超えの世界を見ることができます。

MotoGP #46 バレンティーノ・ロッシ オンボード映像 最高速351km/h

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150km/hオーバーでのコーナリング、直線では351km/hを記録しています。

空力によるダウンフォースが働いていないMotoGP

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MotoGPと比較されることが多いF1のマシンには、ウイングやディフューザーなどの、走行することで発生する前からの風を下向きの力(ダウンフォース)に変換するエアロパーツがついているため、安定して高速でコーナーを旋回することが出来ます。このダウンフォースについては、細かい規制がされています。ルール改正によりダウンフォースが減らされる前のF1日本GPは、最もコーナリング速度が速かったと言われています。

あり得ないスピードでコーナーを曲がるF1マシン(鈴鹿1コーナー)

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ダウンフォースがうまく働いていなければ、マシンは浮き上がってしまいます。エアロパーツがついていない時代のマシンは浮き上がりによる事故が多く見られました。

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そして、MotoGPのマシンにはこのダウンフォースが働いていません。そのため、選手達は自らの体を使い、自らの体重でタイヤを路面に押し付けています。MotoGPマシンのタイヤが路面に触れている面積は、名刺ぐらいのサイズとも言われています。

MotoGPでの高速のコーナリングは、選手達の繊細で卓越したテクニックにより実現しているものなのですね。最後に、天才と呼ばれているマルク・マルケス選手の走りをじっくり見てみましょう。コーナリングでのスロモーション映像は、まさに繊細な走りを堪能することが出来ます。

MotoGP™ Valencia 2013 Saturday's fastest rider - Marc Marquez HD

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いかがでしたか?ご存知無かった方は、きっと今までよりもMotoGPがもっと楽しくなるはず!
次回のレースが待ち遠しいですね!