生涯未婚率が高いのは自立した女性

先日とても面白いデータ分析が公表された。生涯未婚率と女性の職業とのデータだ。
それによると生涯未婚率が高いのは芸術家・デザイナー,著述家・記者・編集者といった芸術・創作系の職業と情報処理技術者と医師,技術者など手に職があり,経済的に自立可能な職業だ。

これはとても面白い結果だ。まず官能的に自分を解放して人生を楽しんでいる女性達は婚姻制度にすでに縛られていないことが証明された。次に経済的にしている女性も婚姻制度に縛られていないということだ。

もちろん不規則な生活だから,忙しくて出会いが無いなどの要因もあるとは思う。しかし退廃主義的な視点から見たときにはあきらかに女性としての自立度が婚姻と綺麗に相関があるという結論が導かれたと解釈してもよいと思う。

依存しなければいけない女子達は合法的娼婦なのか

そして自立できない女性達にとって婚姻はやはり重要な依存の仕組みになっているとも言えるだろう。残念ながら日本社会において通常のホワイトカラーで管理職になっていく壁がまだまだ高いというのは悲劇的な状況だ。専門職については男女の壁は崩れているものの男女雇用機会均等法施行後の総合職の女性達が少し給料の高いOLと化している現実は日本の憂いる実状だ。

そしてそうした状況において女性達に婚姻制度は重要な仕組みだ。男性に対して子供を作り妻として支えることを見返りに婚姻を行うことが経済的にも重要な選択となるからだ。そしてそれは一人の女としてのSEXを楽しめる相手か,自分を解放してエクスタシーを解放してくれる男性かという要素はとても低い条件になる。その前に妻として経済的保護下に入れてくることの方が重要になるからだ。

そうした婚姻関係におけるSEXは子作りか,とりあえず旦那を一定期間喜ばせるためのものになる。それはもはや合法的娼婦とも言えるだろう。経済的保護を得るためのSEXはやはり娼婦だ。

自立した女性達のSEXは純粋な欲望

一方一般的には芸術家など創造的な女性達はSEXに対してどん欲であり,自分の欲望に対して忠実だ。女子大生としてのエロスで言えばCanCam女子大生よりも芸術的大学の女子大生達の方が合コンの後にそのまま官能的な夜を楽しめる率は高い。そのSEXライフは退廃主義者としては群を抜いて楽しめることでも納得性は十分だ。自分が楽しめるか,エクスタシーを得ることができるか,男にどう思われるかよりもまずそこが何よりも大事だからだ。しかし,日々婚活に勤しんでいる女性にとっては自分のエクスタシーよりも,男性に嫌われたくない清楚な女性として見られることの方が何より重要になる。

我々退廃主義的者が選ぶべき女性達はやはり創作的活動をしている女性か経済的に自立した女性なのだろう。そうでない女性達のSEXはやはり婚姻や安定を見返りに求める娼婦なのだ。そうした意味でもそもそも婚姻制度自由化は重要だ。現在のセーフティネットとしての婚姻制度はやはり性的な解放を妨げる大きな壁なのだろう。