イタリアのタイヤ会社といえば?個人的にはピレリ社です。1872年の創業以来、多くのスーパーカーに装着されてきたピレリタイヤ。現在国内生産の日本車に搭載されることはほとんどありませんが、バブルの頃はピレリ装着オプションなんていうグレードアップもあったそうです。
ランボルギーニ社とピレリ社50年以上のパートナシップ関係を記念したモデル。アヴェンタドールLP700-4 ピレリエディション
さて、そんなピレリ社とランボルギーニ社、ランボルギーニ社の創業以来50年以上にわたりパートナシップを結んでいます。ランボルギーニ社の市販車にはすべてピレリ社のタイヤが装着されています。そんな関係を記念したモデルが、こちら。
「アヴェンタドールLP700-4 ピレリエディション」です。2014年末に発表されていましたが、2015年3月に開催されたジュネーブモーターショーでお披露目されました。通常のアヴェンタドールとエンジンやパワー等スペックに違いはありません。特徴としては白と赤のコントラストが際立つデザインですね。
Ducati社とのパートナーシップの証。「899 Panigale」に、純正タイヤとして「Diablo Rosso Corsa」を供給。
クルマだけではありません、ピレリ社はバイクのDucati社ともパートナーシップ関係を記念したモデルを発表しています。
2013年に発表されたこちらは、1199Panigaleの兄弟モデル「899 Panigale」に、純正タイヤとして「Diablo Rosso Corsa」フロント120/70ZR17、リア180/60ZR17サイズを供給したもの。名作バイクタイヤとDucatiの素晴らしいコラボレーションです。
買ったばかりのランボルギーニ・ディアブロを大破した友人の嘆き。「暖めても暖めても心を開いてくれないキャバ嬢」。
では、「温めても全然心を開いてくれないキャバ嬢」とは?ランボルギーニ社のクルマでスピンしたことのある方ならぴんとくるかもしれませんね。
ランボルギーニ・ディアブロをこよなく愛する友人の話です。
時はバブルがはじけたばかりの頃。購入したばかりのディアブロGTRに乗る彼
ディアブロに乗っていると右後方が見えませんので、高速の合流時にアクセルを踏んで加速(踏み出したのは40km/h)したところ‥直進しているにも関わらずスピンし、後輪から白煙が!そこから防音壁に衝突、買ったばかりのディアブロGTRは大破。
そこで彼がつぶやいた言葉が、 「ピレリタイヤ‥キャバ嬢みたいだ‥」
どういうこと?かと言いますと、通常タイヤは走って熱くなると柔らかくなって食い付きが良くなりますね。しかしGTR標準装備のピレリタイヤは温めても温めてもなかなか食い付きが良くならず、固いままなそうな。そのせいでスピンしたのだと。そして、その当時とあるキャバクラのお姉さんに熱を(愛とお金と時間を)注ぎまくり、全く心を開いてもらえず苦戦していた友人は、事故の際に彼女の顔が浮かんだそうです。
以前その話を聞いた私は「どっちも温め方が下手なだけでは」と思ったものですが、アヴェンタドールLP700-4 ピレリエディションを見てすぐに彼の顔が浮かびました。
みなさんはピレリと聞くと何が浮かびますか?ピレリタイヤにまつわるエピソードや思い出がありましたら、ぜひ教えてくださいね!