公益財団法人日本デザイン振興会が主催し、毎年デザインが優れた物事に贈られるグッドデザイン賞。幅広い領域が対象となっていますが、もちろんバイクもその範疇。ということで、過去にグッドデザイン賞を受賞したバイクをピックアップします!
1989年グッドデザイン賞受賞!スズキ バンディット400 GK75A
第7弾は、1989年に見事グッドデザイン賞を受賞した、スズキ バンディット400 GK75Aです!
バンディットはスズキが販売しているオートバイのシリーズ名で、「山賊」という意味があります。バンディット400は排気量400ccクラス、1989年に発売され、1995年にはフルモデルチェンジを受けますが、その後2000年に生産が終了するまで長く販売されたロングシリーズ車種です。
ネイキッドの代名詞とも言えるゼファー400(ZR400C)と同年に登場。バンディットの一番の特徴とも言える独特の形状のスチール製丸パイプフレームに、GSX-R400R(GK76A)のエンジンをベースにカムシャフトや吸排気系を見直したエンジンを搭載。低中速を重視した出力特性で、実用回転域でのパワーが向上している。すぐに、アップハンドル仕様や、下記に述べるロケットカウルを装備した「リミテッド」を追加。さらに、1991年には可変バルブ機構を備えたVCエンジンの「V」と「Vリミテッド」が登場。1995年にはGK7AA型に進化し、スタンダードとVCエンジンの両仕様が設定される。また、コンパクトなビキニカウルを装備したVZも1997年に追加。バリエーションの豊富さでは他のネイキッドモデルの一歩上をいく。さらに、ツインショックが多数の中、モノショックを採用していたのも全体のデザインの洗練さを引き立てていた。
こちらは1991年式のBandit400 GK75A(カスタム車両)。
こちらは1992年式のBandit400 GK75A(カスタム車両)です。
バンディット400のエンジン音をお楽しみください!
スズキのネイキッドといえば!の名車、バンディット400 GK75Aでした!