モーターサイクル趣味人にとって、ワークショップ(作業場)のあるガレージを持つことは、夢のひとつではないでしょうか? 雨降りの休日は大事な愛車をメンテナンス・・・ひと息入れて、愛車を眺めながらお気に入りのコーヒーを飲む・・・そんなガレージライフに憧れる方は多いと思います。
私も自分だけのワークショップを手に入れたのは10数年前ですが、そのときは本当に嬉しかったですね。それまでは"青天井ガレージ"でしたから、雨が降ったら作業中断。また夜になったら強制作業終了なので、作業やりかけのまま放置できず・・・。屋根がある作業場の有り難みは、なにものにも代えがたいです。
多くの方も一緒だと思いますが、私は同好の士たちのワークショップを見せてもらうのが好きです。それぞれが作業のしやすさなど使い勝手を工夫しているので、そういうノウハウを拝見させていただくのは大いに参考になります。そこでちょっとウェブの世界をあれこれ探して、発見した素敵なワークショップを紹介しようと思います。
キチンキチンとした系ワークショップには憧れます。
自分が整理整頓苦手なタイプなので、整理整頓されたクリーンなワークショップには憧れと尊敬の念を覚えます。一部の達人を除けば、一般に清潔な手術室みたいなワークショップのほうが、良い仕事ができるのでは? と思います。
使い手の個性があらわれるのが、ワークショップの面白いところです。
大別すると、世の中にはハンドツール類を工具箱に常時収納する「収納派」と、壁面収納をする「壁掛け派」に分かれます。前者は先述のようにワークショップの整理整頓がしやすくなるほか、工具類を埃などの汚れから保護できるメリットがあります。一方後者は、一瞥で工具がどこに収納されたか目視しやすい、また床面を最大限に使える、などのメリットがあります。
どちらを選ぶかは人それぞれですが、「壁掛け派」はワークショップの主がどのように壁面を有効利用するか・・・という創意工夫をうかがえるのが面白かったりします。
ワークショップにあると嬉しいもの・・・それはバイクリフトですね!
世の中の多くの人々がワークショップ(ガレージ)に関心あるのを反映してか、日本でも結構ガレージ本の類が出版されてますよね。それらの本を読んでみると、旋盤、フライス盤、TIG溶接機、エアコンプレッサー、サンドブラスター・・・あれやこれや、アマチュアメカニックの方々も結構イイ工作機械類を導入している例が紹介されていて、驚かされたりします。
ただ、個人的な感想ですが、そういうモノを揃えなくても、最低限バイス(万力)が備わったワークベンチ、そして整備に必要なハンドツール類と電動工具と測定機器があれば、十分ガレージライフを楽しめると思うのです。また道具より大事なのは。やる気と創意工夫・・・そして愛車に対するメカニズム的理解と「愛情」ですね。
いきなり工作機械類各種を全部揃えるのは金銭的にハードルが高いですし、住宅街の狭小ガレージでは置き場や作動時の騒音の問題もあります。どうしてもやりたい作業に必要なもの、を見極めてから導入するのをオススメします(自分で出来ない加工は、プロに依頼するのも手です)。
もっとも、忌々しい?ことにまた消費税増税が予想される今、増税による値上がり前に、大物の機械をワークショップに導入しようかとお考えの方も多いのでは? まだ大物の機械類を一切お持ちでない、という方になにかひとつオススメするとしたら、バイクリフトはいかがでしょうか?
モーターサイクルを少しでも、自分でメンテナンスしたことがある方ならば、バイクリフトの有り難みはすぐにご理解いただけると思います。地面に直に置いたモーターサイクルは、思いの外イジっていると疲れを覚えるものです。どうしても作業者は作業中に立ったり屈んだりを繰り返すことになるので、ものすごく足腰が疲労するのです・・・。
任意の位置にモーターサイクルを上昇下降させることができるバイクリフトを使えば、メンテナンスで足腰を痛める心配は大幅に解消することができます。また、無理な姿勢で作業をすることが減るので、作業の正確さと作業効率が飛躍的に向上することになります。こちらに紹介したmoto-JOY(モトジョイ)さんが扱う製品は、お手頃価格で信頼性の高いバイクリフトが購入できるということで、同社の人気製品のひとつとなっています。関心のある方は、ぜひ在庫と送料含む価格をお問い合わせしてみることをオススメします。