アメ車の図体のでかさがあまり好きでないトーマスですが、2台だけとっても好きなクルマがあります。その一つがACコブラ。それも1960年代のものが憧れ。
1960年代に、アメリカ人レーサーのキャロル・シェルビーが、イギリスの自動車メーカー ACカーズとともに製造したのが「ACコブラ」です。エンジンこそV8 7000ccクラスの馬鹿でかいモノ(なんとフルパワーで600馬力!)を積んでいますが、
全長 4.445m
全幅 1.702m
全高 1.295m
ホイールベース 2.438m
車両重量 1044kg
と、ボディサイズは比較的小柄なんです。つまり、小さめのボディに強烈な大パワーエンジンを積んだ、まるでマイク・タイソンみたいなクルマってことです(タイソンは190cmクラスが多いヘビー級で、180cmもない小さなカラダで、大男たちをバッタバッタと倒しましたね)。
ACカーズとキャロル・シェルビーのコンビは1960年代後半には解消され、コブラはフォード車ベースのチューンドカーで知られるシェルビー・アメリカン社によって、”復刻版シェルビー・コブラ”として製造されているので、新車で同じような感じのクルマを手に入れることはできます。ざっくり2000万円くらいでしょうか。
また、最近シェルビー・アメリカン社はACコブラの中でももっとも人気が高かった427というモデルの復刻特別限定バージョン「50th アニバーサリー・シェルビー・コブラ 427S/C」を発売しています。
こちらはオリジナル中のオリジナルと言える、最人気車の427です。
音も最高なので、ぜひ観てくださいませ。
ああ欲しい。