こんにちは!東京は早くも桜の開花宣言がされましたね。お花見はもう予定しましたか?

今日も新しいバイク用語を勉強していきましょう! では今回のバイク用語はこちら!

エンデューロ

「エンデューロ」は「エンデューロレース」というレースの種類のことのようですね!

バイクのレースだと「モトクロス」はなんとなく耳にしたことがあるのですが、エンデューロという種類があるのは初めて知りました!やはりレースの種類によってルールとか基準がそれぞれ違うんでしょうか?
バイクレースは、よくロレンスで掲載されているバイクのレース動画をみますが、命がけというかとにかくすごい迫力ですよね!!動画であれだけの迫力があるのだから実際に近くで見たらめちゃめちゃ興奮しそうです!一度観に行ってみたいな〜♩

さてさて、というわけでエンデューロレースとは具体的などのようなレースのことなのでしょうか?!
今日も編集長に聞いてみましょう♩

教えてロレンス編集長〜♡

正しいお答え: from ロレンス編集長

はい、お答えします。

自然の中を長時間にわたって走破するオフロードレース

「エンデューロ」とはバイクのオフロードレースの一種です。見た目に似たような競技では「モトクロス」がありますが、実際には似て非なるもので全く違う競技です。モトクロスはロードレースのサーキットように、クローズドのコースを1ヒート20分〜40分ほどで競われますが、エンデューロレースは基本的に山の中など自然の地形にコースを設定して行われます。1レースの走行時間も数時間から6日間と長距離を走破するのも特徴です。

モータースポーツのなかでも高いスキルがライダーに求められる

エンデューロで歴史のあるレースとしては、1913年に第1回大会がイギリスで開催された「I.S.D.E.(International Six Days Enduro)」が世界的に有名です。その名の通り6日間で1,000km以上も走破するレースで、6人一組の国別のチームで競う「ワールドトロフィー」というクラスもあることから、2輪のオリンピックとも呼ばれています。このワールドレベルのエンデューロレースではレース中に競技者以外が、マシンに触れることができないというルールがあるため、ライダーたちはライディングだけではなく、マシンの整備や修理技術も求められ、ライダーとして総合的に高いレベルとスキルが必要となります。

日本では初心者向けのレースとしても人気がある

日本でもエンデューロレースは各地で盛んに行われています。様々なレベルのレースが開催されていますが、比較的レギュレーションの幅が広く、いつもツーリングなどで乗っている公道用のオフロードバイクでも出場できることから、初心者から上級者までが楽しめるモータースポーツとして人気があります。ただ、日本国内にはバイクが自由に走れる広大な自然が少ないことから、海外のエンデューロレースのようなスケールの大きな大会はほとんど行われてないのが実情です。

私も若い頃からオフロードが大好きで、エンデューロレースは何度も出場しました。エンデューロレースは数名のチームで1台のマシンを交代しながらゴールを目指すので、仲間とわいわいと楽しむことができるのも大きな魅力です。一般的に敷居が高いと思われるモータースポーツの中では、気軽に参加できる大会も多いので、アキちゃんも思い切ってチャレンジしてみてはいかがでしょうか。