足もすなる始動といふものを、手もしてみむとてするなり?
2ストロークの公道用モデルがまだ多かった1990年代くらいまでは、キック始動をしたことがあるという人はフツーだったことでしょう。現在ではモトクロッサーなどの競技車両を愛用する人、そして古いモーターサイクル好きの人以外は、キック始動を最後にしたのはいつだろう? or キック始動なんてしたことない・・・というカンジだと思います。
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良い子は真似しないでください?
・・・ということ? で、キックスタートの動画・・・ではなく、キックスターターレバーを"手"で使ってエンジン始動を試みる、変人・・・失礼、ユニークな方々の動画を集めてみました!
出典:Leo Besson
こちらは惜しまれながら絶版になって久しい、ホンダの傑作エンデューロのXR600Rですね。オートデコンプ(自動圧縮リリース、とでも言いますか?)を装備していますが、初期のオートデコンプに比べ後期のものはドンドン出来が良くなったものです。
さらにスゴイ?方をご紹介します。1941年型インディアン4気筒(約1,260cc)を手でかけています。もっとも、単気筒や2気筒よりも点火の機会が多い4気筒のほうが楽かもね・・・とうそぶいてみたりして(笑)。
続いてはインド生産の旧型ロイヤルエンフィールド500(OHV単気筒)です・・・。みなさん頑丈な腕をお持ちですね(笑)。
出典:hoohoohoblin
ちなみにキックスターターのないレーシングモデルの場合は、ギアを入れてリアホイールを手で回す方法がポピュラー?です。
あ、この記事はこれらの始動方式を推奨しているわけではございません。念のため(笑)。良い子は真似しないでください。悪い子は自己責任?で(←嫌な言葉ですね)。
じつは結構「ハンドスタート」動画って、YouTubeなどの動画サイトにアップされています。ハンドスタートに挑戦する世界の人々を見ていると、みんな愛すべきバイク馬鹿だなぁと、ついつい微笑んでしまいますね。