楽しげな歌とダンス。
なんのCMというと、ホンダのDCT=デュアル・クラッチ・トランスミッションのCMなんです。
出典:Honda Motorcycles Europe
要はクラッチのいらないMTといったらいいでしょうか。
車で言えば、AT車であっても、積極的なスポーツドライビングを楽しむために、クラッチを踏まずに自分でマニュアル的にギアを切り替えることができますよね。
デュアル・クラッチ・トランスミッションとは
ダイレクト感のある加速などの利点を持ったマニュアルトランスミッションの構造をそのままに、クラッチ操作とシフト操作を自動化したトランスミッションです。クラッチ操作不要で、ライダーはスロットルとブレーキの操作に集中して走ることができ、通常のマニュアルトランスミッションでは構造上、どうしても発生してしまう変速時の駆動力の途切れを抑えた、なめらかな加速・減速が可能です。
1速-3速-5速-発進用クラッチと、2速-4速-6速用クラッチという2つのクラッチ(デュアル クラッチ)を備えたトランスミッションとして、二輪車では世界初の技術です。(ホンダHPより)
DCTとは、ビッグスクーターなどと同様にATモードで走れると同時に、クラッチはないけれど、自分で能動的にシフトチェンジして走りを楽しめるという素晴らしいテクノロジーです。ホンダではNM4などに採用されています。
果たして、このDCT、オートバイ全体に波及していくでしょうか??
ホンダの試みに注目していきましょう。