突然変異=ミュータント同士、あるいはミュータントと人間の確執を描くSFサスペンス映画の傑作『X-MEN』。
その主人公であるウルヴァリンこそ、ミュータント業界のナンバーワンバイク乗りでしょう。
暴れるハーレーを押さえ込み、自慢の鉄爪(これをひきがねと読んでしまったあなた!40歳以上ですねっ)を大地に突き刺し、強引に転回するさまは、まさに超人です。
ウルヴァリンは、撃たれても溺れても死なない、というより何度でも生き返る不死身の肉体の持ち主ですが、異常能力の持ち主が頻繁に出てくるX-MENシリーズの中では、比較的弱いというか、やられ役ぽいですよね。
それでも、彼の野生的な容姿と、苦境でも諦めないタフさ、虚無主義的なアンチヒーローぶりが、ウルヴァリンを物語の中心人物にしているようです。
バイク乗り、しかもハーレー乗りにはもってこいのキャラですよね。
とはいえ、実はこのバイク、彼のじゃありません(衝撃?)
実はこれ、X-MENの盟友の一人でありながら、恋敵でめちゃ仲の悪い、サイクロプスのものなんですねえ。