ロレンスで人気の【速すぎ注意!】シリーズ第3弾はイギリスから大西洋を渡り北アメリカからお送りします。「パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム」はアメリカ・コロラド州で1916年から開催されている伝統あるヒルクライムレースです。その特徴はロッキー山脈のパイクスピークという標高4,301mの山を登るというもので、山の中腹あたりからスタートし19.99km山道を一気に山頂まで駆け上がります。その標高差1,439m。ガードレールがほとんどないのでコースアウトしたら真っ逆さまですね。
DUCATI ムルティストラーダ1200Sはパイクスピークで4連勝中
同じ公道レースでもやはりアメリカのレースはイギリスのマン島TTレースとはだいぶ景色が違います。広大なロッキー山脈に囲まれて、遮るものがほとんどないワインディングロードを全開で走る。実はこのマシンはいわゆるロードレーサーではなくスーパーアドベンチャーの「DUCATI ムルティストラーダ1200S」なのです。レースマシンのオンボード映像より視点が高いことに気がつきましたでしょうか。ムルティストラーダ1200Sはこのパイクスピークで現在4連勝しています。このスーパーアドベンチャーがいかに峠道で優れた運動性能を発揮するかの証ですね。
●Greg Tracy's under 10:00 race run at Pikes Peak!
DUCATI JAPANでは「パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム」の勝利を記念したモデル「Multistrada 1200S Pikes Peak」をラインナップしています。新しいスタイルのスーパースポーツというにふさわしい装備でその走りも期待が出来ますね。
●DUCATI Multistrada 1200S Pikes Peak