こんにちは。今日は久々の快晴でとっても爽やかなお天気ですね!朝から気合のレッドブルを飲んで気分も爽快です!!
気分もさっぱりしたところで、今日も新たなバイク用語を学んでいきましょう!

今日の教えてワードは「バイアスタイヤ」と「ラジアルタイヤ」

これはずばりタイヤの種類のことですね!このふたつのタイヤの種類について、私なりにちょこっと調べてみました!!
一言でいうと、バイアスタイヤは「ごつごつ」、ラジヤルタイヤは「ふにゃふにゃ」といった感じでしょうか。
どうやらバイアスタイヤのあとにラジアルタイヤが発明されたようで、現在はラジアルタイヤの方が一般的には使われているのかなぁという印象だったのですが、実際の乗り心地や構造はどのように違うのでしょう?

といことで、今日もさっそくあのお方に聞いちゃいましょう!!

ロレンス編集長〜♡

正しいお答え: from ロレンス編集長

はい、お答えします。

「バイアスタイヤ」と「ラジアルタイヤ」。これは文字で説明するのはちょっと難しいですががんばってみますね。
まずタイヤがゴムでできていますが、ゴムだけで輪っかになっている訳ではありません。大きなタイヤもゴムだけだとグニャグニャと変形してしまうので、タイヤの表面の内側にはナイロンや針金が巻いてあってタイヤが変形するのを防いでいます。これは「カーカス」と呼ばれていて、バイアスとラジアルとではこのカーカスを巻く方向の違いで区別されています。「バイアスタイヤ」はこのカーカスがタイヤの進行方向に対しておよそ60°の『斜め(バイアス)』にクロスして巻かれています。これに対して「ラジアルタイヤ」はタイヤの進行方向に向かって90°、つまりタイヤの中心から『放射状(ラジアル)』にカーカスが巻かれているのです。


Wikipediaより「タイヤの断面図。No.12がラジアルタイヤ、No.14とNo.16がバイアスタイヤのカーカスコード配置を示している」

では、この2種類のタイヤはどう違うのでしょうか。アキちゃんはバイアスタイヤは「ごつごつ」、ラジヤルタイヤは「ふにゃふにゃ」と想像したようですね。答えはブーです。これは全く逆なのです。バイアスタイヤは斜めにクロスしたカーカスのみでタイヤを支えていますので、比較的柔軟な構造になっています。ですので柔らかく乗り心地がよいタイヤと言えます。一方、ラジアルタイヤは放射状のカーカスだけではなく、タイヤの外周にぐるっと太いベルトが巻いてあってタイヤ自体の変形を防いでいます。この構造によりバイアスタイヤに較べると、コーナーリング時の遠心力などによる外圧にも変形が少なくカチッとした乗り心地になります。
バイアスとラジアルにはこのような違いがあるので、一般的にはゆったりと走るツーリングタイプのバイクにはバイアスタイヤが向いていますし、キビキビと走るスポーツバイクにはラジアルタイヤが適しています。この説明でわかったかなぁ〜。。。