ハイブリッドカーや電気自動車などクルマの世界では早くから実用化が始まっているエコカーですが、バイクも負けじとガソリンエンジンに変わる未来の動力として電動バイクが期待されている。

そんな電動バイクのベンチャー企業として国内最大手である「テラモーターズ株式会社」で、同社が開発した電動バイクに試乗させていただいた。
同社の最上位機種であるiPhoneと連動する原付2種の「A4000i」は、ナンバー登録車があいにく用意されていなかったので、この日に乗せていただいたのは業務用電動バイクとして販売されている「BIZMOⅡ」。車体の前後に大きなキャリングケースがついていて、跨がっただけで「さぁ、電動で何でもお届けしますよ」って気分になる(笑)

初めての電動バイク体験

このスクーターに搭載されているのはエンジンではなくモーターなので、当然のことながらスクーターでおなじみのキックもセルボタンもついていない。キーを差し込んでメーターパネルの下にある家電のスイッチのようなボタンを押すとインジケーター類が作動してどうやら起動したらしいことがわかる。この間、全くの無音なのでガソリンエンジンに慣れ親しんだボクにはなんだか心もとないけど、人類が新しいテクノロジーに触れる瞬間ってのはこんなものなのでしょう。

恐るおそるアクセルを捻るとちょっと驚くほどのパワー感でリアタイヤが前に押し出そうとする。モーターはガソリンエンジンと違ってパワーオンにした瞬間に最大トルク(回転する力)を発生するので、走りはじめの出足がキビキビとしてとっても小気味いい。そのまま走り始めるとシュルシュル〜っていう微かなモーター音とともにどんどん加速してゆく。この加速感もかなりの異次元感覚で、アクセルの開度に合わせてどこまでもスピードが上がって行くような錯覚を覚える。
面白いのはアクセルの下にある通常はセルスターターとなっているボタンにギアチェンジのような機能があって、ボタンを押すごとに電気的に3段階のシフトアップができる。今回試乗したのは混雑している夕方の渋谷の街中だったので、このシフト効果は充分に体感することはできなかったけど、まるでF1のパドルシフトのようなボタンは、走ることを楽しむためには大切な工夫だなぁと感心した。

未来を目指して走り始めた電動バイク

今回は電動バイクベンチャー企業「テラモーターズ」の社長インタビューで訪れたので、肝心の電動バイクには充分に試乗することができなかったけど、ロレンスでは電動バイクの動向には今後も注目してゆきたいと思います。

また、テラモーターズ株式会社徳重徹社長のインタビューは近日公開しますのでそちらも楽しみにしていてください。

●テラモーターズ株式会社
http://www.terra-motors.com/jp/