出典:http://navionthewheels.jp/motorcycle/952/

最近、クールなバイク雑誌「MOTO NAVI」が、最新号で、『俺達のバリバリ伝説。』という特集をやっていたのをご覧になりました??

バイク乗りなら絶対に知っている漫画の一つ、それが「バリバリ伝説」(『週刊少年マガジン』(講談社)にて、1983年から1991年まで連載)。
長身の巨摩郡(こま ぐん)が駆るHONDA CB750と、短躯の聖秀吉(ひじり ひでよし)が操るSUZUKI GSX750Sカタナの、峠での激走には、みな心を躍らせたものです。

作者のしげの秀一さんは、「頭文字D(イニシャルD)」で車の公道レースをテーマにした作品もモノにしていているので、バイク好きでなくてもよくご存知のはず。

バリバリ伝説では、主人公の巨摩郡が、世界最高峰のモーターサイクルレースのGP500クラス(現MotoGPクラス)でシリーズチャンピオンに輝くところまで、描かれています。
いまでこそ日本人ライダーはあまり活躍できていない状況かもしれませんが、ひと昔前ならGPの世界チャンピオンは実際に何人も生まれています。

世界中の若者が憧れた日本のバイクですが、最近ではヨーロッパ勢の復興・追い上げもめざましく、ちょっと勢いが衰えているような感もあります。それだけに、今一度「バリバリ伝説」を読み直して、あの時の興奮を若いライダーに共有してみようではありませんか。