サーキットを走った事はありますか?

多くのライダーにとってサーキットとは、MotoGPなどのプロレーサーが走る場所だと思っているのではないでしょうか。
もちろん本格的なレースに出場したり、公式の練習走行をしようと思ったら各サーキットで講習を受けるなどして、サーキットライセンスという、サーキットを走るための免許証のようなものが必要になりますので、それなりに敷居の高い場所なのですが、実はサーキットではメーカーや雑誌社、バイクショップなどが主催しているサーキット走行会というのも、頻繁に行われているんです。


いつもの自分のバイクでサーキットを走る

こういった走行会のほとんどは、ライセンスが必要なく当日に簡単な講習(サーキットでのルール説明)を受けるだけで走れます。そして何より楽しいのはいつも乗っている自分のバイクでサーキットを走れちゃうって事。家からサーキットまで自走で走って行った、そのバイクで走る事ができるのです。もちろんきちんと整備されていることが前提だけど、特別な準備は必要なくて、ヘッドライトやウインカーなどの保安部品にテーピングをするだけでOK。ピットと呼ばれるメカニックがマシンを整備するスペースにたたずむマシン。それだけでも自分のバイクが、グッとカッコよく見えること請け合いです。


レーシングスーツを着て走れば気分はレーサー

サーキットを走る装備は、やはりレーサーと同じようにレーシングスーツが理想的ですが、走行会によりレザーウェアなどスーツに準ずる安全なものであればOKというところや、レーシングスーツとブーツのレンタルを用意しているところもあります。
この走行前のちょっとドキドキと緊張するカンジは普段ではなかなか味わえないものです。
さぁ、気持ちを盛り上げてコースインしましょう。


サーキットは公道よりも安全!?

サーキットを走るからと言っても、特別なテクニックが必要なわけではありません。公道でもサーキットでもバイクを走らせるための基本は同じなのです。初めて走るライダーにはアクセル全開で走るサーキット走行は恐く感じるかもしれませんが、サーキットは安全面に関しては万全の注意をはらっていますし歩行者や対向車が混在して走る公道より、むしろ安全といえるでしょう。また走行会では参加者の技量により、クラス分けをしている事が多いので初心者でも安全に楽しむ事ができます。


サーキット走行会はビギナーにこそオススメ

走行時間は走行会によってまちまちですが、10分〜15分程度で、1日に数回走ります。直線とコーナーが組み合わされたサーキットではブレーキングやコーナリングといったバイクを走らせるための基本テクニックを、公道では出すことのできない速度で体験する事ができます。これにより普段の公道でも余裕をもって走る事ができるようになると思います。
サーキット走行会は上級者のものだけではありません。むしろ高速道路や峠道はまだちょっと苦手というビギナーのライダーこそ、参加してグッとレベルアップしてみては。


●バイクのスクール・イベントのご案内(ツインリンクもてぎ)

http://www.twinring.jp/motorsports_m/riding/

●Riding Party(ライダースクラブ)
http://www.ei-publishing.co.jp/motorcycle/ridingparty/
●サーキット走行会(レーシングチーム・ウィズミー)
http://www.withme-racing.com/soukoukai2/soukoukai2-top-lineup.htm

●「サーキット走行会」に参加しよう(バイクショップミスターバイク)
http://www.mr-bike.co.jp/mr-bike/event/guide.html
●サーキット走行会GSM(ナップス)
http://www.naps-jp.com/web/gsm/