45歳の中年教師が、家族に内緒で購入したのはYAMAHA のSR400。冴えないお父さんですが、バイクが大好きです。
危険だからと、妻子にはオートバイに乗ることに反対され続けて、ずっと乗ることを我慢してきたけど、どうしても耐え切れず、こっそり買っちゃうんです。
一冊が短め(Kindleだから??)で、全部で6話。
途中でお父さん、寒風の中で飲む缶コーヒーの美味しさや、知らない町での”孤独なグルメ”に、バイク乗りになった幸せを嚙みしめちゃったりします。リターンライダーというより、中年デビューって感じのお話です。
いちおう、全体の話としては、主人公を始めとする関係者たちが憧れた、あるバイク乗りの行方を探す、みたいな感じなんですけど、そのことはここでは触れるのをやめておきます。
あっさりとした漫画なんですが、バイクの絵は上手です。
いい感じに手を抜いて書き込みすぎないことで、バイクが単なるイラストではなく、生き生きとした躍動感を持つことに成功してるんです。ぼくは好きですね。
あ、ちなみに、お父さん、結局奥さんにバイクに乗っていること、バレちゃうんですけど、ちょっとは怒られながらも、ちゃんと許してもらえます。できた奥さんでよかったですw。
家族に内緒に乗るのってスリルがあるようですけど、隠し事ってストレスたまりますしね。ストレスためないためにバイク乗るんだから、真っ向から家族説得して、正々堂々乗りましょね!
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