今シーズン、一発の速さではHONDA・YAMAHAに引けを取らず、開幕直後にはロッシでさえ「彼らにハンディを与えるのはもはやアンフェア」とさえ漏らしていたドゥカティ。蓋を開ければ、いまだに未勝利ですが、今季の初勝利はあり得るのでしょうか?悲願達成はいつになるのでしょうか。
シルバーストーンで開催されたイギリスGPで、ドヴィツィオーゾが3位表彰台、イアンノーネは8位フィニッシュ
MotoGP第12戦となるイギリスGPがシルバーストーン・サーキットで開催され、優勝はYAMAHAのロッシが獲得しましたが、ドゥカティチームのアンドレア・ドヴィツィオーゾが3位入賞を果たしています。
スタート数分前に激しい降雨に見舞われたこのレース。全車がスターティンググリッドではなく、ピットに向かいました。結局時間を遅らせての再スタートとなり、周回数も20ラップに短縮されるという、文字通りの荒れ模様でスタートしたのです。
ドヴィツィオーゾは、YAMAHAのロレンソを抑えて、見事3位完走し、今季5度目の表彰台ゲットに成功しました。合計ポイントを120に伸ばし、ライダーズランキング5位に再浮上しています。コンストラクターズ部門では、ドゥカティは依然として3位をキープ。チーム部門では、2位に上昇しています。
フォルツァ!ドゥカティ!(#forzaducati)残る目標は一つ。
Ducati Corseゼネラルマネージャーのルイジ・ダッリーニャさんは、今回のレースについてこう語ります。
「ついにシルバーストーンで好成績を収めることができた。ドヴィツィオーゾが表彰台に戻り、イアンノーネはマルケスとのポイント差を縮めた。さらにペトルッチが素晴らしいレースをしてくれた。(中略)次の戦いは、我々にとって第2の地元イベントとなるミサノだ。今日のリザルトを受けて、ファンにもっと大きな満足感を提供したい。」
もっと大きな満足感。それはすなわち優勝です。
果たしてドゥカティは、今季中にその悲願を達成することができるでしょうか??
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