1995年に講談社の「週刊ヤングマガジン」で連載が開始された、しげの秀一先生の永遠の名作「頭文字D」。限りなくリアルなバトル描写や迫真のスピード感。すべてのクルマ好きの夢が詰まったDの世界。その中でも一番の見せどころである様々な強敵との峠バトル!今回は赤城レッドサンズ 高橋啓介 FD3S RX-7vs ナイトキッズ 中里毅 R32 GT-R V スペックⅡに注目したいと思います。

クルマからの情報の質と感じる能力が勝敗を分ける

画像1: (頭文字Dファンブック©しげの秀一©講談社©モーターマガジン社) www.motormagazine.co.jp

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妙義の峠で啓介FDと中里GT-Rが激突。プラクティスで啓介は「アニキの決めた妙義用のセッティングは完璧だよ」と相手の地元での戦いにも不安はなく、中里も拓海との一戦以降、徹底的に走り込み、公道のGT-R使いとしてほぼ完成の域にあった。

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完璧で冷静な分析力と圧倒的な実力で、的確なアドバイスを出す兄涼介の指導の元、着実に実力をつけていった啓介に対して、チームの看板を背負い、自己流で身に着けたドラテクで登りつめ、プライドをかけて戦う中里。

啓介にとってはアウェイであるこのバトルでも、涼介の、ペースを落とさずにタイヤを温存する走りというアドバイスは有効で、薄氷を踏むような全開走行の果て、最終コーナー手前で2台が並び、最終バトルに突入するのです。

バトルフィールド:妙義山

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ナイトキッズのホームコースである妙義の峠。中里は、この広いが連続したヘアピンが続くハードなコースで自己流のドライビングテクニックを確立させていったのです。

FD3S TUNED by RE 雨宮

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チューニングコンセプトは、軽量ボディに小型でハイパワーなロータリーを搭載するという原点回帰のRE雨宮FDファイナルスペック。エアロパーツによる重量増を相殺するためにボディキットにRE雨宮ADGTキットを装着し、ドライカーボンのリアゲートにアクリルウインドーを組み合わせている。

未だ現役でカスタムされているFD3S。ストリートカーである以上、快適性は損ないたくない。しかし、気持ちよく加速し、曲がって、止まるという走りの面も追及したい。そんな全てを叶えるために作られたマシンが、RE 雨宮RX-7ファイナルスペックなのです。

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