【世界の自動車年鑑】
第353回「タルボマトラムレーナ」（1981年）

2016-07-07

Akiko @ Motor Magazine

＊社名・車名ともに掲載誌の表記に合わせ、原文のままとしております。

第353号は、なんとも珍しい3シーターの「タルボマトラムレーナ」！
真ん中の座り心地はどんな感じなのでしょう？気になる〜〜♡（akiko koda@ロレンス編集部）

タルボマトラムレーナ

マトラ・バゲーラの後継車として、ムレーナがパリサロンでデビューした。例によってレイアウトは3シーターのミッドシップクーペである。外寸は4070×1752×1220mmと、バゲーラの寸法い近い。セッティングもほとんど変っておらず、パッセンジャーセルとエンジンの間にガソリンタンクをはさみ込んでいる。ハイバックのシートはよりバケットタイプとなったが、ダッシュボードメーター類は、サルーン調のモダン化に止る。

足廻りも基本的に同様で、フロントはダブルウイッシュボーンとトーションスタビライザー、リアはトレーリングアームとコイルダンパーユニットによる独立で、アンチロールバーを備える。エンジンは直4、1,592ccの92PS/5600rpmと、2156ccSOHC118PS/5800rpm。ギアボックスは5速。2.2ℓは前185/60HR14、後195/60HR14 ピレリP6。1.6ℓの最高速182lm/hに対し2.2ℓは197km/hだ。