僕のきっかけはゲームです。バイクに乗って、北海道全域を駆け巡る!!
「とあるゲームをプレイしていたら、まるでバイクでツーリングしているような気分になって、実際にバイクに乗ってみたいと思ったことがきっかけです。観光名所に出掛けたり、地元の人たちと触れ合ったり、恋をしたり…これはもう、実際にバイクに乗るしかないと思いました」。
2001年にフォグ社から発売された、プレイステーション用アドベンチャーゲーム、「風雨来記」。このゲームがきっかけでバイクに乗り始めたという方も少なくないはずです。
「風雨来記」では、貴方はゲームの主人公であるルポライターとなり、カメラを片手にバイクで北海道全域を旅します。訪れる先は、100箇所以上の取材スポット。訪れた先での風景を写真に撮り、次の撮影箇所へとバイクを走らせます。
「ツーリングモード」では、自分で好きなルートを選び、広大な北海道の全域を移動することができます。
「風雨来記」、「風雨来記2」では主に道東、道北だけが舞台でしたが、「風雨来記3」では北海道全域が舞台となっています。
時に恋をし…というよりも、一応恋愛ゲームというカテゴリに入るかもしれませんが…。
基本的に女の子には目もくれず、バイクでの一人旅を楽しむゲーム。
「風雨来記3」のamazonでのレビューを見てみましょう。
さて、ソフト本編ですが、基本的に一人旅を楽しむのが正しい(?)風雨来記の楽しみ方らしいので、ヒロインには目もくれず、秘湯巡りやグルメツアーを楽しんでます。
移動して、立ち止まって、景色を眺め、今いる大地と自分の内側に思いを馳せるゲームです。
このゲームは北海道という舞台、あれほど豊かで広大な土地でなければダメでした。目の付け所が素晴らしいですね。
良い点は、美しい北海道の風景を堪能できることです。これに尽きます。
ヒロイン毎のストーリーについては好みが分かれると思いますが、個人的には一人旅がメインでヒロイン攻略はおまけなんじゃないかというくらい、一人旅をしているときのランダムイベントに魅力を感じました。
フォグ社のプロモーションムービーにも、女性は一切登場しません。
ゲーム内でバイクの操作は出来ませんが、だからこそ実際にバイクに乗って、旅にでたい!と思わせてくれるゲームです。
バイクが気になるけれど、まだ乗ったことがない…そんな貴方は、まずはゲームでツーリングに出かけてみてはいかがでしょうか?