2015年を締めくくる名作紹介は、寺沢武一先生渾身の名作『COBRA』!
銀河狭しと駆け巡る一匹狼の宇宙海賊コブラと、巨大な海賊団ギルドの戦いを軸に繰り広げられるスペースオペラの傑作、それが『COBRA』。その名作がフルカラー・フルCGで蘇りました!

左腕に銃を仕込んだ不死身の男

コブラは相棒のレディ(女性型アンドロイド)と共に、海賊船タートル号で星々を旅しています。彼は不死身の体と左腕に仕込んだサイコガンを駆使して、銀河にその名を轟かせています。
サイコガンとは、精神力をエネルギーに変えて光線を発射するすっごい武器。コブラの強靭な精神力のおかげで、光線を湾曲させて障害物に隠れる敵にも軽々当ててしまいます。

しかし、コブラは自分にかけられた賞金目当てに雲霞のごとく現れる敵との、血を血で洗うような抗争に嫌気がさし、自分は死んだことにしたうえで、顔を変えて平穏な暮らしを始めます。ところが、人間というものはわがままなもので、逆にすぐに退屈して、再び海賊稼業へと戻るところから、本作はスタートするのです。

画像: イケメン時代のコブラと、愛銃 パイソン77マグナム。77口径のリボルバーは小型ミサイル並みの破壊力! ©寺沢武一先生

イケメン時代のコブラと、愛銃 パイソン77マグナム。77口径のリボルバーは小型ミサイル並みの破壊力!
©寺沢武一先生

画像: コブラといえばやっぱり左腕のサイコガン。 ©寺沢武一先生

コブラといえばやっぱり左腕のサイコガン。
©寺沢武一先生

はるか未来のSFながら、クラシックなメカが多いのが本作の魅力の一つ

スターウォーズ©は宇宙船同士の戦いだけでなく、ライトセーバーやフォースを駆使して戦うジェダイとシスの白兵戦も魅力ですよね。コブラもそう。続々と出てくる強敵たちとコブラの肉弾戦がとにかく面白い。

しかも、コブラは実はバイク乗りなんですw
タイヤこそなくて、キャタピラだったりホバークラフトのようなデザインだったりと、走る場所に合わせて多少は違いますが、デザインはまるでクラシックなネイキッドスタイルで、エンジンは(少なくとも見た目は)空冷マルチだったりします。こういうメカがほんとかっこいい。

画像: これは珍しく、ちょっと未来ぽいデザインを採用。でも全体のフォルムはクラシック。タンデムバーも付いてます。

これは珍しく、ちょっと未来ぽいデザインを採用。でも全体のフォルムはクラシック。タンデムバーも付いてます。

画像: キャタビラバイク。ちゃんとマフラーも付いてます。

キャタビラバイク。ちゃんとマフラーも付いてます。

画像: これがエアーバイク!時速500キロ出るそうです。

これがエアーバイク!時速500キロ出るそうです。

画像: コブラとしてば、このエアーバイクのイメージが強いです。エアーバイクで単騎 敵軍に突っ込む姿、そしてゆっくり左腕を外して、サイコガンを構える姿。かっこよすぎなんです。

コブラとしてば、このエアーバイクのイメージが強いです。エアーバイクで単騎 敵軍に突っ込む姿、そしてゆっくり左腕を外して、サイコガンを構える姿。かっこよすぎなんです。

タフで女好きで、敵には無慈悲だけど友情には熱い。タフガイの象徴

コブラの(整形後の)顔は、フランスの名優ジャン=ポール・ベルモンドをモチーフにしたと言われています。

画像: ジャンーポール・ベルモンド www.youtube.com

ジャンーポール・ベルモンド

www.youtube.com

にやけた顔にやけにでかい鼻をしている、と評される彼の顔ですが、イケメンではなくなったとしてもそこはスーパーヒーロー。美女には半端なくモテます。

画像: モテモテ。

モテモテ。

おどけた表情や、三枚目的な言動はルパン三世に共通するところですが、とにかくタフで強靭な肉体と、いつでも余裕を失わない男の頼もしさが、敵味方を問わず美女を惹きつけるのがコブラ。
ぜひこの年末年始に、コブラの魅力にはまってみませんか???

オリジナルコミックは18巻。こちらもまとめ買いできます!

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