パネムという名の独裁国家と化した近未来アメリカではキャピトルが政治の中心であり、キャピトル市民は貴族的特権を得ている。反乱の抑止を目的にキャピトルを囲む12の各地区から12歳から18歳までの男女1名ずつが選出され、男女24人が殺し合う殺人サバイバル「ハンガー・ゲーム」が強制されていた。 - Wikipedia

人気シリーズの第3作目:最終話への序章

スタート当初は「バトルロワイアル」のパクリと酷評された本シリーズだが、ジェニファー・ローレンスの人気急上昇にも乗じて、ついに3作目。最終作『ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューション』への期待を膨らませるヒット作となった。

近未来国家のパネム。冷酷なスノー大統領の独裁の下、首都キャピタルに住む者たちは、常に飢えと貧困に苦しむ12の周辺地区の人々の多大な犠牲のもとに、貴族的な生活を享受していた。
しかも、彼らは、12の各地区から12歳から18歳までの男女1名ずつ(男女24人)を選出し、殺し合わせる残酷な見世物「ハンガー・ゲーム」を開催していた。優勝者には特別な恩赦を与えることで、12地区の住民たちに恐怖とかすかな希望を与えて、反乱を抑えようとしていたのである。

画像: ヒロインのカットニスを演じるのはジェニファー・ローレンス www.youtube.com

ヒロインのカットニスを演じるのはジェニファー・ローレンス

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ハンガー・ゲームを生き抜いた少女カットニスは、大昔にキャピトルの攻撃で破壊された第13地区の地下にある反乱軍のリーダー、コイン首相の求めに応じ、反乱軍の広告塔となることを決意する。

しかし、大統領側も同時に、カットニスとともにハンガー・ゲームを生き延びた盟友ピーターを捕虜とし、キャピトル側の広告塔にまつりあげていたのである。

画像: パネムとスノー大統領の残虐な仕打ちに、想いを滾らせるカットニス www.youtube.com

パネムとスノー大統領の残虐な仕打ちに、想いを滾らせるカットニス

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画像: カットニスとともに戦ってきたピーターは、キャピトルの捕虜になっていた。 www.youtube.com

カットニスとともに戦ってきたピーターは、キャピトルの捕虜になっていた。

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画像: 独裁者スノー大統領 www.youtube.com

独裁者スノー大統領

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画像: 打倒スノー大統領への狼煙を上げる反乱軍とカットニス www.youtube.com

打倒スノー大統領への狼煙を上げる反乱軍とカットニス

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反乱と自由の象徴とされる”マネシカケス”

カットニスが演じる広告塔は、マネシカケスと呼ばれている。英語ではMocking Jay、真似をするカケス(鳥)という意味で、実在する鳥ではないとのことだ。

キャピトルは遺伝子操作で人間の真似をする鳥を作る。12地区の反乱分子が話していることを”盗聴”するためだ。しかしそのうち12地区の人々はそれに気付き、”鳥”がいるときにはデタラメな話ばかりして、”防諜”に成功する。
やむなく”鳥”を放棄したキャピトルだったが、”鳥”は絶滅せずに野生化する。この鳥がマネシカケスである。

つまり独裁者たちの意図に反して生き延びて繁栄したからこそ、マネシカケスは反乱軍のシンボルとなったのである。

映画『ハンガー・ゲーム FINAL:レジスタンス』予告編

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2015年11月20日(金)より最終章『ハンガー・ゲーム FINAL : レボリューション』が公開

本作では、反乱を沈静化するためにありとあらゆる手を使う、冷酷なスノー大統領とキャピトル軍によって蹂躙される人々と、それに立ち向かう第13地区軍との激しい戦いを描くが、謎とさらなる悲劇を残したまま終わる。

最終的な結末は、11月20日に公開される最終作に持ち越される。

早く結末を知りたい人は劇場へ。僕はというと・・・・どうしたものかな。

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