楽器のヤマハとモーターサイクルのヤマハ発動機の共同イベント「Two Yamahas, One Passion」が六本木ヒルズで開催されている。まずは楽器編をお届けしたが、やはりロレンスとしてはモーターサイクルが気になる。
√(Root)と名付けられた楽器デザイナーによるモーターサイクルデザイン
project AH A MAY(ちなみにAH A MAY=アーメイとは、YAMAHAを逆から読んだものだ)の目玉、ヤマハの楽器デザイナーがデザインしたモーターサイクル。それがRoot(ルート)と名付けられたコンセプトモデルだ。
本来あるべき計器類がなく、視線を風景と一体化させるデザインになっている。さらにシートがなんとタンク上まで伸びているのだが、これは馬を想起させるデザインという。
まさに人馬一体を目指す、という意思が込められているのだ。

後ろから見ると楽器ぽさが垣間見える気がする。

相当に攻めているデザインだ

正面からはカフェレーサーぽさも

女性の目を惹きつけるセクシーさを持つ、非常に感性的なフォルムだ
Genesis(先駆者)でありGenerate(発動)し続けることを目指すGEN-Desigin
続いては、ヤマハの革新的なモーターサイクルデザインプロジェクト、GEN-Designのコンセプトモデルたちだ。
基本的にトリシティ同様に前2輪、後ろ1輪の三輪車となっている。

03GEN-f(フューチャーレーシングを意味する)

03GEN-x(クロス。オフロードテイストをLMW構造で表現)- 世界初公開!

01GEN。オンとオフのクロスオーバーモデル。横からみるとスリムで流麗。

01GENを正面から見ると印象が変わる。実にパワフルだ。
どのモデルも、安定性を求めながら実に攻撃的なデザインで、未来的だ。
カスタム素材としては完成されすぎていて、手を出すのがはばかられるような感じだが、そこを敢えて全く違う印象に仕上げてみたくもなる。
デザインのYAMAHA。面目躍如なコンセプトプロダクトたち。
ぜひ、実物を見に行って欲しい。