TT-F1が750ccになった時代、公道用市販車としての750ccクラスの人気が低下しても、レース用として750cc車の存在を消すことはできなかった。そしてナナハン・レプリカに着火したのは、スズキでした。そんなスズキが着火し、各メーカーがこぞって開発競争に燃えたナナハン・レプリカの魅力！第5回目はHonda VFR750R（RC30）をご紹介。
Honda VFR750R（RC30）
1987年8月31日発売(日本国内限定1000台)価格:148万円(Bikers Station©モーターマガジン社)
www.motormagazine.co.jp改造に要するコストを抑え、大きな負担なくサーキットで勝負できる能力を持たせることを目的に造られたVFR750R(RC30)は、エンジンや車体にワークスレーサーRVFとの共通点を多く見いだせるのが最大の特徴だしかしRC30はRVFの模倣ではなく、同車を徹底的に研究、高性能を求めた結果、この姿にたどり着いた
海外市場にあるVF1000Rのようなレース指向の強いモデルが日本でも発売されることへの期待が高まっていた時期に、HONDAが満を持して投入したVFR750R（RC30）。それは、多くの人たちの期待を大きく超えたマシンでした。
レーサーに非常に近い姿での市販化を目指したHONDAの名作！！！今でもその走りと興奮が鮮明に蘇ってくる1台です。
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