1995年に講談社の「週刊ヤングマガジン」で連載が開始された、しげの秀一先生の永遠の名作「頭文字D」。限りなくリアルなバトル描写や迫真のスピード感。すべてのクルマ好きの夢が詰まったDの世界を色々な方向から徹底解説していきたいと思います。
茂木なつき~Natsuki Mogi~
高校の同級生、なつき。拓海も所属していたサッカー部のマネージャーで、同部の先輩と付き合ったり、年齢の離れた男性と月に3回ホテルに行く約束により毎月30万円をもらっていた。拓海のことが好きになってからは、その契約も解消。拓海と同じガソリンスタンドでバイトすることで、援助交際で失った何かを取り戻そうとする。高校卒業後は東京の専門学校に進学し、学校の寮で生活する。
援助交際でお金をもらう事を『普通の事』のように思っていたなつきが、拓海を本気で好きになり、普通の女子高生としての価値観を少しずつ取り戻していくという、漫画のヒロインとしてはかなり衝撃的な設定の女の子。色々な事件を経て、拓海となつきは両想いになるが、高校を卒業すると同時に東京の専門学校に進学するなつきと、地元に残って「プロのドライバーになる」「頂点に立つドライバーになりたいんだ」という夢に挑戦し続ける事を決めている拓海は別れる事になる。そんな拓海の初恋の物語に共感した方も多いのではないでしょうか。
コメントを読む・書く