CB92が登場した1959 年。そこから続くCBの歴史は日本のスポーツバイクの足跡そのものとも言える。歴代CBは様々な顔を持つが、どれひとつとってもその骨格を形作っているものは、やはり“ スポーツ” であった。そんなHONDAが誇るCBシリーズの歴史を振り返っていきたいと思います。
“ 究極” はコイツのためにある! !:CBX
77年のディーラーショーで明らかにされたそのフォルムとスペックに、当時やっと中免取ったばかりの俺なんざ、驚きで言葉が出なかった。正に究極のリッターバイク。そして今、まっ赤なボディの、あの青春時代そのものの巨体が俺を見据えている。
正面に近い角度になればなるほど、その常識外れなシリンダーヘッド幅が際立つ。あらゆるパーツが、エンジンに付いているといった感じだ。もうこれで充分だー!と叫びたくなっちまうほどのド迫力だ。
総てのスーパースポーツの頂点を目指したDOHC4バルブ並列6気筒搭載のCBXは、数十年の月日を経た今も全く色あせない究極の名車とも言える1台なのです。
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